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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

村の生活とサーッタラ

皆さん、こんにちは!
いつも、わたしのブログを見に来てくれてありがとうございます!
わたしが住んでいるのは横浜だけど、最近はすごく寒くなってきた。
皆さんは、元気ですか?
前回はキャンペンのことを書いたけど、いろいろ注文をもらって、
本当にありがとうございました!

わたしのお店のジュエリーは、全部オーダーメイドだし、陽子ちゃんはいろいろお客さんの問題を聞いてホロスコープのオーダーをするし、翻訳も多い人は13ページくらいあるときもあるし、すごく大変な仕事だ。わたしは陽子ちゃんがお客さんにパワーをあげすぎているんじゃないかと心配するときもある。
でも、ホロスコープでいろいろお客さんが人生をわかるようになって、生きる方法が少し簡単になってくれると、やっぱりこれはわたしたちのピンになるし、嬉しいから頑張っている。どんな指輪も出来るとすごく綺麗で、いつもわたしは満足気持ちになる。お客さんもすごく綺麗で気に入ったと言ってくれるとがんばってよかったと思う。
このあいだ、陽子ちゃんの親友が有名なテレビショッピングのスタッフで、指輪をつくっあげた。
そうしたら、すごく綺麗と言ってくれて、あのテレビに出ている人たちもすごいとほめてくれたと言ってくれた。ジュエリーをよく紹介している人たちが綺麗だと言ってくれたよと教えてもらったから、わたしはやったーと思った!

ところで、今回はなにを書くかというと、お客さんのメールで村ではどういう生活をしているか知りたいというお問合せをもらったので、今回は村とか家のことを書きたいと思う。
こないだも少しかいたけど、わたしのスリランカの実家は、最近、お母さんが小さなお店を始めた。
わたしの家とお店。

店は大体畳で8畳くらいの小さいやつで、スリランカの言葉では「カデ」という。
カデは、陽子ちゃんの言葉だと「昔のだがしや」みたいな感じなんだって。
わたしはだがしやを知らないけど、スリランカの村では日本のコンビニの役割で、
村のいろいろ所にある。大体、わたしのお母さんみたいな女の人がおしゃべりをしながら、村の人にいろいろ売っている。



売っているものは、生活に必要なものの大体いろいろある。
食べ物は、カレーのパウダーとか豆とか、玉ねぎ、魚のかんずめとかのカレーの材料、砂糖や塩とか、お菓子はあめとか、ビスケット、チョコレートとかポテトチップみたいのもある。
あと食パンとか甘いパンもある。
生活に必要なものは、せっけん、シャンプー、洗剤、ひげそり、はさみとか、掃除につかうホウキやロープもある。
特別なことは、シャンプーとか洗剤とか髪のジェルみたいものは、1回か2回使える小さいパックみたいにして1個4ルピー(4円)くらいで売っている。スリランカは、貧乏な国だからお風呂はかみも体もせっけんだけで、結婚式の日とかスペシャル日だけシャンプーを使ったりするから、いつも必要ないからだ。小さいパケットだと、貧乏な人でも買えるからすごく助かっている。

あと、学校に必要ものはノートとかペンとか鉛筆もある。日本の百円ショップで買ったいろいろカラーが1本になっているボールペンは4本はいって100円だった。
わたしはそれを試験的にトライアルでカデにおいていたら、これはメイドインジャパンと思われて、1本40円くらいで売れた。本当はメイドインチャイナと思うけど!

いろいろ材料はグラムではかって売る。


はい、お客さんきました!


カデは大体朝から夜までやっている。お母さんは大体お店にいるけど、家のドアはいつも開いていて、近所の人とかおばあちゃんとかいろいろ人がくる。あんまり用事はないと思うけど、大体わたしや陽子ちゃんとおしゃべりをするのが楽しみでくる。

家の中はこんな感じ。男の人は暑いから上を裸でいることが多い。


わたしの実家には、わたしの両親と弟と弟のお嫁様が住んでいる。
お母さんは大体お店にて、お嫁様は料理やそうじをしている。

お嫁様はひまになると猫とか動物と遊んでいる。


スリランカの村は、日本みたいに時間が忙しくないから、1日ゆっくり過ごすことができる。お嫁様は、ご飯をつくってくれたり昼寝をしたりしている。わたしはうらやましいと思っていたけど、陽子ちゃんは自分だったら、何か仕事をやったり好きなことをやりたいし、みんなに一日に何回も一人一人紅茶を配ったり、ご飯たべたかと心配をしないといけないから、わたしは無理だと言われた!家にいることが出来るお嫁様は、いいお嫁様だって。

リスの赤ちゃんにミルクをあげている。


スリランカは、まわりの環境は自然がいっぱいだから、どこにでも小さいリスがいて、ご飯を食べにきたりするからかわいいんだよ。

わたしの家の前には、セーナというすごく貧乏家の家族がいる。
その家族は貧乏だけど、みんな超明るくて面白いから、わたしの家は仲良くしている。

わたしの家から見たセーナの家。


セーナの家は、すごく貧乏だから家の中はキッチンも寝るのも一つの部屋だ。
使っているものが信じられないくらい古いみたいになっている。
原爆テレビで見たやかんみたいになっているけど、それもちゃんと使っている。


セーナと息子で森の中に食べ物をとりに行く。


セーナが木のボウでココナツを取ろうとしている。


あ、取れた!!


小さく見えたけどこんなに大きい。


スリランカでは、ココナツが頭に落ちてきて死ぬ事件もいままで結構ある。
わたしの村の友達も頭にあたって、大きな手術をやったことがある。
ココナツがないと、カレーをおいしく作れないし、油もとれないし、いろいろロープやマットも作れなくなるから、スリランカでは大事な木だ。だけど、危ないこともあるから、気をつけないといけない。

この家は、すごく貧乏だけど、子供達はかなり太っているでしょう!
それは、セーナが貧乏だけど、森やいろいろところで食べ物を探してくるのと、1日稼いだお金で全部食べ物を買って、子供に食べさせているからだ。そういう意味では、子供は幸せだと思う。

あと、すごく貧乏だけど、わたしの家にもココナツやバナナをくれたり、助けてくれるいい人たちだと思う。そういうお礼としてわたしはこの家に文具をあげたり服をあげたりしている。汚い服しかないから、服を買いにいくのが難しいからだ。

セーナの家の子供達は、わたしのお母さんの実家の子供とよく一緒に遊んでいる。
お母さんの実家には、お母さんの一番下の弟とお嫁様と子供とおばあちゃんがいる。

車のおもちゃを持っているハダカの子供がわたしのお母さんの弟の子供。


この子供のお母さんはどこにいるかというと・・・裏のシャワーで体を洗ったり、洗濯をしていた。わたしの家は、陽子ちゃんがわたしのお嫁様に決まったときに、日本人のお嫁様だからやばいということで家の中にシャワーを作ったけど、スリランカはまだまだ家の外にシャワーがある家が多い。シャワーもないところは近くの井戸までいったり、川とか湖で体を洗うことも多い。わたしも昔はそうやっていた。

上の写真の子供のお母さん。写真を撮るよと言ったら、アイヨーやめてよと言った。
お腹に子供がいるけどすごいでしょ!年は27だよ!


大体夕方になると、仕事にいっていた男の人も帰ってきて、みんなでいろいろ話をして楽しむ。
これは村のわたしの友達!


わたしの家は、夜ごはんをたべるのが夜8時~9時くらいで遅いから、夕方とか
お腹がちょっとすいたとき、いろいろお菓子を食べることもある。

スリランカのお菓子。ドーナツみたいやつや、ケーキみたいなやつ。


日本のお菓子は、ぜんぶなんだかんだ「甘さひかえめ」が流行っているでしょう。
その方が健康にいいけど、スリランカは太っているのが良いことみたいに思っている文化だから、お菓子は砂糖が死ぬほど入っている。それに甘いミルクティーと一緒に食べるからヤバイ!!!それでメタボリック人が多い。

これはエビが入ったワデという揚げ物。スリランカのギョーザもある。超おいしい。


もちろん、こんなにいっぱいおやつをわたしの実家で毎日食べているわけじゃないよ。
わたしが帰ると、わたしは仕事でいろいろところに動くから、そのときにおいしそうな店があると買ってくる。結構高いから、わたしが帰っているときじゃないと、こんなにいっぱい毎日おやつは食べていない。だから弟のお嫁様はわたしたちがいると、いっつもおいしいおやつをいっぱい食べられるから、嬉しいみたい!

夜になると、隣の家のセーナの子供たちが、テレビを見に来る。スリランカはドラマをやっていて、毎日ご飯を食べながら、みんな楽しくドラマをみる。

セーナの家の一番下の子。
ズボンが切れていたからココナツのお礼に陽子ちゃんが服をかおうといった。


わたしたちは、滞在の最後のほうになると、おはらいをしてもらうためにサーッタラのところへ行く。サーッタラはヒンドゥー教の神様がおりてきて、いろいろ教えてくれる人だ。最近わかったんだけど、ヒンドゥー教神様が直接くるんじゃなくて、サーッタラの死んだお父さんが降りてきて、その人が神様の言葉を教えてくれるんだって。こういうことは日本では信じられないかもしれないけど、スリランカの宗教の社会では信じられている。
わたしも最初あんまり信じていなかったけど、信じないといけない事件もいっぱいあって、やっぱり信じるようになった。それはわたしの遠い親戚のおばあさんが二週間後にバスから落ちて亡くなるから、そのカルマを防ぐためにプージャーをやってとサーッタラが言ったのに、プージャーをやらなかったから、本当にバスから落ちて亡くなった事件だ。もし、あのときプージャーをやっていたら、バスから落ちてもけがだけで終ったかもしれない。強いカルマは全部消すことは難しいけど、そういうパワーで小さくすることは出来るからだ。本当は自分が修行をしてバリアを強くしたほうがいいんだけど、スリランカではプージャーをやったり、宝石のパワーで変えることが出来ると信じている。

今回も、時間が無かったからお客さんの分は、すごいアパラが強い人だけのためと、
陽子ちゃんのために行った。ちゃんと予約をしていかないといけない。他にもいっぱいサーッタラをお願いする人がいるからだ。あと、サーッタラは昼ごはんを食べちゃったら、あとのプージャーは出来ないから食べる前に行かないといけない。

サーッタラは、陽子ちゃんは日本でエネルギーをすごく使いすぎているし、疲れているから、わたしの仕事のミスとかも怒りっぽくなっていると言った。あと陽子ちゃんはホロスコープもジュエリーも1個1個の石の中まで見て、全部完璧にやりたいけど、わたしが完璧にできないから怒ると言った。
あと、スリランカで陽子ちゃんは目立つから、いろいろ人のジェラスで頭が痛いでしょうといった。そういう陽子ちゃんにきているいろいろのわるいものを消すために、おはらいをしてもらった。おはらいはライムをいっぱい使ってやる。

おはらいする前に神様のところでピリットを言う。よく見ていたら両方の手が震えていた。


このおはらいの前は、いろいろ陽子ちゃんはまずライムのジュースで顔を洗ったり、いろいろやることがある。

サーッタラはマントラを言いながら、ライムを体のいろいろところで切る。


これを終ったあとに、サーッタラが陽子ちゃんに「このあとはもうプラサンガのこと怒ったらだめだよ」と言ってくれたから、わたしはやっぱりここに来てよかったと思った!
あと、陽子ちゃんもあたまがスッキリして疲れがなくなったといった。わたしも陽子ちゃんの体が心配だったからエネルギーが戻ってよかったと思った。

その日の午後、セーナの一番下の子供の服を買いに行った。
新しい服をきて恥ずかしいみたいにいる。


スリランカの生活は、こんな感じですぎていく。わたしはタウンに住んだことがないからわからないけど、村の生活はこんなふうに自然と宗教と一緒だ。

最後の日。両親にひざまついてさよならをする。


これは両親だけじゃなくて、おばあちゃんやおばさんにもやる。尊敬している気持ちと、
ありがとうの気持ちだけど、これをやるとお別れだから寂しくなる。

スリランカの空港に行く道。夕日がきれいだけど寂しかった。


空港で。後ろにあるのはスリランカの悪魔のマスク。


スリランカから帰ってきた。わたしはまた日本で生きていかないと。
お客さんも信じてくれているし、陽子ちゃんも守っていかないといけない。
日本の人生はいろいろ大変だから、これからも頭を使って正しい道で頑張って
いかないといけない!でも、きっとわたしは仏陀の教えと神様が見ていてくれるから
ちゃんとやっていけるという自信を持っている!

これは知恵をくれるサラスヴァティという女神様。


これを読んでくれた皆さんも、道を間違わないで元気で頑張っていけますように!
すごく長くなったけど、読んでもらってありがとうございました。

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