すっごく遅れちゃったけど明けましておめでとうございます!!
2015年始まって、世界ではいろいろなことが起きているね。
わたしはとにかく今年初めてのブログが遅くなってごめんなさい!!
何度もみにきてもらった人がいたら、ほんとうにありがとうございます!
ご注文もいつもありがとうございます!
お正月中から、わたしは警察の通訳の仕事が入って、お客さんのホロスコープを
翻訳するだけで時間がなかった!!
ジュエリーはちゃんと滞りなく進んでいるから心配しないでね!
ふだんは私は結構家にいて、家事も結構やっているけど、わたしが通訳でいないと、
陽子ちゃんは家事とお客さんの対応と翻訳の入力で毎日寝る時間がなくなって、レオンちゃんも遊びにつれていってあげられないし、やばくなっていた!それで、とうとう家政婦さんに来てもらうようにした!でも全然お金持ちじゃないから、週に2、3回だけど!
ちなみにお客さんのアドバイスをしてもらった通り、家政婦さんの紹介をしてくれるところでお願いしたから、すごくいい人が来てくれて助かっているよ。家政婦さんはもう年金をもらうくらいの高齢の女の人だけど、一人で暮らしていたりすると、年金ではやっぱり大変だという。そういう人のためにも、こういう仕事があってちゃんとした時給で短時間の仕事はいいんだね。陽子ちゃんは日本の高齢者の人を支える気持ちで、プラちゃん毎日雇ってあげられるようにがんばって!というから頑張らないといけないね。
まぁ、そんなわけで何とか仕事がスムーズに流れるようになって良かった!
でも、2015年はいろんな突然の出来事がいっぱい起きると聞いていたけど、、本当だったね。イスラムの過激派によって日本の大切な人が人生を終わりにしないといけなかった。食品の異物の事件はいっぱい上がってきたね。マクドナルドやKFCが食べ物じゃないものが入って段々収益が大幅減少していくのは、やっぱりこの世界で一番の大量虐殺をしていたのは、マクドナルドだと言われているから。スリランカのあの見えるお坊さんは、2012年の12月22日から世界は新しく、「善」の神様が支配するようになるから、悪いものは排除されていくだろうと思っていたけど、やっっぱり、そういう社会の流れになっているんだと思った。イスラムの過激派の事件は、善が救われるなら後藤さんは救われるはずだと思うかもしれないけど、やっぱりカルマというものは避けられない。それとこれはどうしても仏教のブログだから、仏教的話をすれば、やっぱりテロに屈しないというのはそうなんだけど、反対の気持ちで何かやったらやりかえしてやろうという姿勢でいたら、絶対に解決することはできないんだとわかった。
わたしたちはフェアトレードの大切さに気づいてから、ユニクロは絶対買わなくなったけど。陽子ちゃんは絶対あれはいつかばれるって言っていたんだけど、やっぱり過酷な労働のことがばれてしまったね。室内で35~40度の暑さの中で冷房もなく、裸で働いているひとや、服の色をつけるのは大きな鍋みたいので色の材料を熱い温度で煮てつくるというけど、そこには安全の柵がなくて、落ちたらほんと地獄の罰みたいな状態で死んでしまう!!しかも、超最低賃金というし、こういうのがNGOの調査でばれちゃった。だから、やっぱり何でも大量でやすいの背景は、絶対たくさんの人が犠牲になっているんだね。ユニクロのこの労働に関してはこれからもっともっと出てきて、世界がフェアトレードに向かえばいいと思う!!!
それから、突然の出来事は、もう1個わたしにとってはものすごく大きなことがあった。それは1月9日、わたしの誕生日の前日、スリランカで今までのマヒンダ大統領が負けて、新しい「マイトリー」という人が大統領になっちゃった!!わたしは、ずっとマヒンダを応援していたから、本当にショックだった。マヒンダはまだあと2年大統領の任期があったけど、いろいろプロジェクトを完結させるにはもっと長い時間が必要だといって、今また6年政権をもらっていけば自分のプロジェクトが続けられると思って、大統領選挙を自分からやったわけ!
そうしたら、もともとマヒンダの側にいた側近のマイトリーという政治家がUNPという野党に入って、立候補した。それでまさかの大逆転されて、マヒンダがまけてマイトリーが勝っちゃったというわけ。主にマイトリーに入れた人たちは、ムスリムの人や北東部の人たち。わたしはマヒンダはスリランカの内線も終わらせて、その時は北東部の人たちもみんなマヒンダにいれたのに、なんで!と思ったわけ。だって、北東部の人たちのために、大きな道路もいっぱい作ったし、公共機関に水道とかインフラも全部作った。スリランカ内部では今まで高速道路とかなくて、みんなすごい時間がかかって移動していたところに高速もつくったし、コロンボも整備していたし、今スカイツリーみたいな、ロータスタワーというのも建設しようとしていたのに!
そういうことを言ったら、陽子ちゃんはそりゃマヒンダはまけるよ。と言った。北東部の人たちは内戦が終わって、やっと自分たちの平和で便利な生活ができると思っていたけど、実際の生活はマヒンダになって、自分の家に水道ができたかといえばそうでもなくて、マヒンダは大きなものばかり建設している。スリランカは、3割が都市市民で、7割が農村民といわれているけど、北東部までの道路なんてコロンボの方のセレブや海外旅行の外国人がリゾートにくるくらいしか使わないでしょうという。マヒンダがきてから、物価がものすごく高くなったのは事実だけど、それに合わせて、みんなの収入がアップしたかというとそうじゃなく、村はほとんど変わらず苦しんでいる。
だから、マイトリーという人は、これじゃいけないと言ってマヒンダから離れたんじゃないのという。それで、マイトリーという人の公約では、もっと雇用を増やすようにスリランカの全土に何千とか、商業工場をつくって、産業を活性化して人の収入が増えるようにするといっている。わたしはそんなことしたら環境がやばくなるじゃん!と言ったけど、陽子ちゃんは貧困な人たちは環境より、月収が上がることの方が大切になってしまうんだよ、マイトリーが環境に考慮した産業開発をすればOKだというけど、どうなるかな。でも、もうこうなってしまった以上、頑張ってもらうしかない!
まぁ、最初わたしはまさかのマヒンダが負けてショックだったけど、陽子ちゃんの解説を聞いていると、そうなのかなあと思ってきた。わたしはどうしてもスリランカから内戦を終わらせたマヒンダをヒーローみたいに尊敬する気持ちがあるんだけど、陽子ちゃんはいつも「仏陀だったら国の軍を使って、タミルタイガーを制圧することは絶対しない」という。ここにわたしの心の矛盾ができる。ダライ・ラマはいくら中国にやられてもチベット軍を作って戦争しようとはしていない、それはダライ・ラマが「戦争というのは、勝者と敗者を生みますが、それは全く一時的なもので、勝敗は長続きしません。それが平和につながることはありません。戦争を解決する方法は対話のみです。」という一貫した姿勢をとっているからだという。
陽子ちゃんはいつも「なぜプラちゃんは仏教、仏教と言っているのに、わからないの、仏教では9人の幸福のために1人が犠牲になってもいいという論理は成り立たないんだよ」という。だから、スリランカではタミルタイガーLTTEという過激派をなくすためにマヒンダは国の軍と戦わせてきたけど、そこにはどうしてもそこに住んでいるタミル人の民間の人、子供も少なくとも一人は必ず犠牲になってしまったのは事実だから、絶対にそういう制圧の仕方は、長続きしない。ということだった。これが仏教の理論なら、だからマヒンダが今選挙にまけて大統領でなくなってしまったのは、そういう必然だったのかもしれない。わたしはマヒンダが今どうして負けて、じゃあどうやって本当にスリランカをよくしていくのか、また考え直してもっと頑張っていってほしいと願っている!!!
そういうわけで、2015年はなにか神様が世界を手術するような、突然の変化はどんどん起きたね!これからも続くから、わたしも皆さんも神様が自分を守ってあげたいと思うような人になれるようにがんばっていきましょう!
だけど、具体的に神様ってなんなんだろうって思うでしょ。
わたしたちのスリランカの仏教では、仏陀は神様じゃなくて、教えをくれる人で、仏陀の下に神様がいるという考えだ。神様自身も、仏陀になるために修行をする身だから、人を助けたりして功徳(ピン)を集めて、もっとレベルが上がれるように頑張っているわけ。神様はラクシュミーやガネーシャ、サラスヴァティーとかいるけど、日本では吉祥天、歓喜天、弁財天という名前の神様だからもとは一緒なんだよ。
実は陽子ちゃんが去年から、あることをいろいろ研究していた。去年、年末にわたしたちはあるお客さんの指輪を作るのに苦労していた。それは、なんとスリランカ産の非加熱4ctもある大きなゴールデンイエローサファイアを指輪にすることだ。普通こういうのは、大体どこのデザインでも、メレダイヤで囲んでっていうのが普通でそう。
だけど、このお客さんはあえてメレダイヤなし!ということでシンプルにしてほしいという。だけど、この色合いのサファイアは、シンプルな台座だとなんか安っぽくなって、シトリンとかトパーズみたいな感じにみえちゃう。だから、台座はその石の持っている素晴らしさを全部引き出してあげるような形にしてあげないと、超貴重な超大粒サファイアがもったいないでしょ!!
それでお客さんが竜の爪のような2本の爪にしてはどうかといった。陽子ちゃんもそれには大賛成でかっこいいね~ということでそれに決まった。でも石はすごく大きくて台座に工夫をしないといけない。それで、陽子ちゃんは台座の部分は蓮の花にすることにした!!
蓮の花から、プラチナの竜の爪が2本出て、非加熱ゴールデンをとらえているっていうイメージ!それで、制作は蓮の花をまず最初1個つくったけど、製作がつくったのは少しとんがった蓮の花だった。

陽子ちゃんは女の人だからもっとぷっくりしたやつがいいと言った。でも、最初に製作がつくった蓮はブルーロータスという、とんがった蓮の花びらで、スリランカには蓮の花は何種類もあるというよ。

陽子ちゃんがつくりたい蓮の花はこのふっくりしたやつだというのがわかった。

それで、結局何度も作り直しをして、やっとふっくらしてかわいいのができた!
これはシルバーの金型ね。

これをゴールドの地金に作り直してけずるとこうなる!

ドラゴンの爪をつけると、すごいのができたー!!!
ほら、メレダイヤなくてもハンパない存在感でしょう!!

これは360度どこからみても蓮に見えるようにつくっているからすごいでしょ。

この時から、陽子ちゃんは竜=ドラゴンが気になっていたという。いったい、竜って何なんだろうって!
ところで全然話が変わるけど、去年の4月5月頃だったかなあ。前の家で、陽子ちゃんがダイニングのテーブルにすわっていたら、「あれ、なんだこれ、羽が落ちてきた」っていって、手で1cmくらいの小さな羽みたいのをキャッチした。わたしとレオンちゃんは離れたPCのところにいたんだけど、え、なにーといって、近づいてみたわけ。わたしはその羽みたいのをよ~くみたら、はしっこがゴールドになっている!!!これはなんかすごいのに違いない!と思って、パソコンで検索したら、世間では「天使の羽」じゃないかという話になっている。
陽子ちゃんは「えーーー天使~?」ってすごく疑惑の目でみて、また羽をてきとうにクリアファイルに入れて、おいちゃった。
ちなみに、言っておくけどわたしの家は、オーガニック、綿にこだわっているし、ハンドピックですごい苦しむようなダウンジャケットは寒がりの私のしかなくて4月にはおいていないし、他のみんなダウンジャケットはきていない。かわいそうになる羽毛布団も使っていない。他、動物の毛のファー製品ものは全くない。だから、テーブルの上からひらひら落ちてきたのは、絶対わたしは天使の羽だと思っていた。
だけど、陽子ちゃんはあんまり気にしないでまた作業に戻った。
すごくかわいいでしょ!これも風水なんだって!

それからわたしたちは引っ越して、こないだ、陽子ちゃんのお母さんが「あんた、風水にこだわっているっていうからこんなん買ってきたよ」といって、本をくれた。それはあいはらともこっていう女優さんが書いた鳥とか富士山の絵だった。陽子ちゃんはそれを見て「えーーーーーー!!!超あやしいんですけどーーー。風水は歴史がある理論的なものよーー」ってお母さんに言った。だけど、陽子ちゃんがページをめくってなんか書いてあるのをみると、あれ、この人も2012年までは世界は暗くて2013年から良くなってくるって書いてある。あのスリランカの仙人がいっているのと同じだねえと言った。その次の瞬間、「わーーーぷらちゃん、あの羽どこやったーー??」あれは「ほうおうの羽じゃんかー」といって、大声を出した。その本に「羽が落ちてくる」と書いてあって、それがこの女優がかいている「ほうおう」という。
「鳳凰」はわたしは全然しらなくて、日本では伝説の鳥というけど、その女優さんがいうには、鳳凰は神様の使者みたいなもので、困っている人がいないか、たとえば災害が起きたところにいって、人を助けているとか言っている。
こんどはわたしがあやしいなあと思って「ええー?」と思った。だけど、わたしは考えてみたら、それはガルーダみたいだと思っていった。ヒンドゥー教の神様で、ヴィシュヌ神というのがいるけど、ガルーダという鳥に乗っていて、困っている人がいたら助けにくる。(日本の鳳凰は、一万円札をみればわかるよ)

陽子ちゃんはそれだー!と言った。それで、やっぱりあれは天使の羽じゃない、でも天使もガルーダも、鳳凰も絶対これは一つの概念だ!といって、ヤフーで「鳳凰 天使 ガルーダ」と検索してみると、、、やっぱり!!「ガルーダ学会」というのがあって、それを研究している人たちがいて、もとはおそらにインドのガルーダが先みたいだけど、それが日本では鳳凰になって伝わった。それで、西洋ではそのパタパタとんできて人を助けるのは、天使というわけだ!
陽子ちゃんは、あの羽が落ちてきたとき、天使っていわれても、なんか天使ってレオンちゃんみたいなプリプリの尻を出してキユーピーみたいのに羽がはいてるみたいな、ラムチャンのテンちゃんみたいなやつと思ったけど、そんなんくるわけないと思ったという。でも、鳳凰がさーっと何かきてくれたんかなあと思うと納得できるという。
陽子ちゃんは自分の研究内容を書いて、すぐに学会に登録しちゃったよ。
それで、陽子ちゃんがあとで竜の正体がわかりました。といった。仏教ではブッダが悟りを開くとき、嵐からブッダを守るために、大きな蛇、コブラがきてブッダの周りを囲んでブッダにかさを作って雨風から守ったと言われている。

この大きな蛇がもっと日本や中国に伝わって、龍になったという説があるという。
だけど、陽子ちゃんは「伝わった」というのではなくて、意識同士でつながっているところで同じ考えが出てきたんじゃないかと言っている。ユングという心理学者は、人の意識は無意識と意識で出来ているけど、無意識の部分は7割以上あって、そこは全ての人類とつながっているという研究がある。だから、これは人類だけじゃなくて、猿でも言われている。日本の辛島の猿がいもを海水で洗って食べるのを覚えたけど、これが日本の各地でも見られるようになった。だけど、それは辛島のさるが教えに行って伝わったわけじゃなくて、無意識のところでつながっているから、そこでビビビと感知して出来るようになったという理論がある。だから、陽子ちゃんは仏教の仏陀を守った蛇、東洋の竜、ドラゴンの思想は、中東やヨーロッパにもどこに行ってもあるのは不思議ではないと言っている。これを研究しているのが国際ガルーダ学会だというけど!
それと、陽子ちゃんは自分の考えでは、精神病と言われている人の勉強もしていて、精神病の人たちはなんで他の人からみたら、「あの人はなにわからないことを言っているんだろう」と思うこと、よくあるでしょう。だけど、それは精神病と言われている人たちは「無意識」と「表層意識」の割合がどんどん無意識の部分が多くなっているから、無意識の中で考えていることを言葉に出しているから、他の人からみると「おかしい」と思われてしまう。だけど、この人たちの言葉というのはすごく人間にとって大切な言葉が多いというよ。それはどうしてかというと、仏教の修行では、お坊さんは瞑想するでしょう。その瞑想というのはその無意識の領域に入っていくことにもなる。だから、そこで見えたものと精神病と言われている人が見えるものはとても似ているという。それが曼荼羅の絵で、仏教のお坊さんは世界と自分の統一を瞑想するときにみえるのが曼荼羅の構図でそれを具現化したのが曼荼羅の絵だから。同様に精神病といわれる人がかく絵も多くが曼荼羅の図ににているものが多いというのがユングの心理学なんだって。
だから、やっぱり無意識の世界というのは共通のものがあるというのはそうみたいだね。
陽子ちゃんは年末の紅白歌合戦をみていたときに、セカイノオワリというグループをはじめて見た。うたっている歌は「DRAGON NIGHT」というタイトルだった。この歌はなんかいろいろな自分の「正義」のために戦いをしているけど、今日はとりあえず停戦しようという意味だったみたい。それでやっぱりドラゴンが出てくる。それでやっぱりセカイノオワリの歌をつくって歌っている人は精神の病気でずっと病院にいたことがあるということがわかった。だから、普通の人が「表層意識」だけしか考えないで生活していて、無意識の世界は夢の中くらいのに対して、そういう人は「無意識の世界」も入ったり、見えたりする部分が多いんじゃないかということを陽子ちゃんは言っている。だから、仏陀の蛇=竜=龍はすべての人に共通するものとして何か救う存在としているんじゃないかというお話だ。
だから、神様というのは共通の存在としてわたしたちを救ってくれる存在として、やっぱりいるんじゃないかという結論なんだね。
そして、西洋では天使=インドではガルーダ=東洋や日本では鳳凰の構図はやっぱりなんか当たっているようで、ちなみにこのイメージはスリランカでは多分「蝶」なんだよ。
スリランカでは、スリーパーダと言われるすごいとんがった山があって、それは断崖絶壁を最後はのぼっていかないといけないんだけど、そこにも仏陀がきたと言われていて、わたしたちにとって、スリーパーダは聖地のようにとても神聖な場所だ。もちろん、わたしも若いころ登ったことがある。陽子ちゃんは高所恐怖症だから、ヘリでてっぺんまで連れていってくれというひどいことを言っているんだけど。
その頂上にはなぜか蝶ちょがいっぱい、いつも楽しそうに飛んでいるんだけど、それは何と下から何千メートルも飛んで登ってくる。もちろんそれはとても過酷なのぼりだから、途中で死んでしまっている蝶ちょも結構みえるんだよ。だけど、みんな頑張って飛んでいく。スリランカにはいっぱい山があるのに、スリーパーダだけに集まってくるのが本当に不思議なんだよ。
それはもちろん蝶ちょが仏陀を拝みにいくと言われていて、だからスリーパーダは別名「サマナレア カンダ」と言われている。「サマナレア」はシンハラ語で蝶、「カンダ」=山だから。
わたしたち、シンハラのイメージでは、この蝶ちょは自分のカルマでその現生は蝶になっているけど、だけどそのカルマをより少なくして、いつか仏陀に近づいていくために、仏陀のパワーがあるといわれるスリーパーダに昇っていくと言われている。だから、スリランカで蝶というのは特別な存在で、それはまるでお坊さんのように純粋で大切なものなんだよ。
それで、ほら!!!これは何とスリランカの非加熱のパパラチアサファイアに蝶が留まっているでしょう!これは蓮の花に蝶が休んでいるというイメージ!

これは以前ブレスレットを作ったお客さんが、重ね付できるようにもう1個ブレスレットを・・・ということでシンプルなブレスレット希望で一粒ブレスで!
スリランカの宝石というのは、本当に不思議でこのサファイアも色合いが朝と夜、外と中で全然違って見える。それもとてもよく観察してくれて、幸せになれそう!って!
きっと仕事も恋愛も頑張っている人だから、蝶がいいご縁のところに先導していってくれるよ!
----------------- (今日は長くなるからここから2部で。) ----------------
ちなみに、わたしは陽子ちゃんによってこういういろいろのことを教えてもらって自分の育った仏教社会と組み合わせて考えることが多いけど・・・陽子ちゃんはこういう考えは大学の先生によってインスパイアされたと言っている。その先生は、早稲田大学の社会科学研究の田村正勝先生で、その先生が今年定年退職をされるということで陽子ちゃんは1月31日に最終講義に行ってきた。もちろん、わたしが家でレオンちゃんのお世話で!だからこれを書けなかったわけだよ!
大学院を卒業して10年ぶりの早稲田大学という。

この先生が田村正勝先生。

この先生はもともとは経済学博士だというけど、1960年代後半に日本が高度経済成長とかで環境を無視しながら、経済ばかりの発展をすすめてきたことで「社会にひずみ」が出来たと言っていて、それが公害だったり人の精神が病んで自殺率が増えたり、環境汚染を作り出してしまったと言って、それじゃあいけないから、もっと社会を環境や人の心の健康を守りながら、経済社会を発展させることが必要だということで、社会科学部というのを日本で初めて作ったんだという。
今の日本の政治家にもいっぱいアドバイスをしているという。
陽子ちゃんはこの大学院で一緒だった玲子ちゃんが静岡からわざわざ来て一緒にいった。
講堂で授業がはじまるのを待っていたら、なんとあの人が「こんにちは」と言ってきたという。それは陽子ちゃんが中国のハンセン病回復者の支援をやっていた時に一緒だった「原田僚太郎」という人で、今は中国に住んでJIAという大きなNPOを作って、その事務局長をやっている人だ。日本財団の招待で日本でプレゼンテーションをしにきていたという。実は陽子ちゃんはこの人に会うのをずっと逃げ回っていた!なぜかというと自分がハンセン病の支援からスリランカの研究にうつって、自分はまるで逃げ出したという負い目を感じていて、会ってしまうとまたそこに何かしてあげたいという気持ちが大きくなって、つらくなるからだという。だから、この原田僚太郎さんには時々募金を送っていたり、お客さんからのお金も送っていたけど・・・この人が日本にくるという時もあえて会いに行かなかったという!
それなのに、神様というのはやっぱりいて、全くしめし合わせたわけじゃないのに、そこでどうしても会ってしまうんだなあ!
これが原田僚太郎さんと陽子ちゃん。高田馬場でバイバイする時って。
この写真をみて二人ともふけたなあと言っていた。(クリックすると原田さんのfacebook)

写真をとったのは玲子ちゃんで、陽子ちゃんのでぶがうつらないようにしているから不自然だね。このわたしのブログにも前にハンセン病回復者支援組織のことを書いて、読んでくれて、原田僚太郎さんに募金を送ってくれた人も本当にありがとう。原田さんは「みきこさん」という言葉もずっと覚えていて、ありがとうと言っていたって!
それで玲子ちゃんはうちに泊まりにきてくれて、朝、ピアノをひいてレオンちゃんは「連弾」して楽しんでいたよ!玲子ちゃんは音楽大学を出て、その後やっぱり環境だ!ということで田村正勝先生の大学院にきたというから、本当に不思議だね!

ちなみに原田さんが田村正勝先生の最終講義にきていた理由は、原田さんの仲間で
その研究室で勉強をしていた友達がいたから、その友達に連れられてきたという。
しかもその「友達」というのが陽子ちゃんが昔つきあっていた人で、はち合わせしたというよ!それでその人は、今回博士号の論文が通って、博士がもらえることになったということで、陽子ちゃんはすてきだわーと言っている!陽子ちゃんは自分から30枚くらいうらみの手紙を書いて別れたというのに、そういう博士号とかでそんなに変わるかあ!
そして、わたしに「ほんとぷらちゃん連れていかないでよかったよー」ってすごいニコニコ言われた!それで陽子ちゃんは「やっぱりハンセン病回復者の支援も日本のでもいいから、なんか参加していく、ぷらちゃんもっと頑張ってみんなを助けるんだよ」って言うから、意味がわかんなかったけど、なんかわたしがもっと頑張ってという話になっちゃった!
そして陽子ちゃんは「先生はもっとおじいちゃんになっていると思ったら1ミリもふけていなかったわー」と言ってびっくりしていた。やっぱりこの先生の話を聞いて、これからはフェアトレードが大切だということもまたわかったという。陽子ちゃんのホロスコープには「今のケートゥのアパラの時期は、アパラが多いけど、学術研究をするならすごい成果が出る」と書いてある。だんだん陽子ちゃんはそっちにいくのかなあ。
ホロスコープを見ると、こういう風に自分がやりたいこととか、
やらないといけないなあという方向性や道がわかることがある。
これは生きるみちで、「何のために生きるのか」ということにつながっていると思う。
陽子ちゃんは瀬戸内寂聴さんはこう言っているという。
「生きるとは、誰かのためになる生き方をするということ」。これは仏教の基本で、だから陽子ちゃんはよく自分が死んでもいいと思うくらい、とにかくお客さんのために調べて時間をつかってホロスコープやデザインを作っている。それでわたしがそんなに寝る時間がなかったら死んじゃうよというと、「この人生はどれだけ人を助けられたかでなんぼでしょ」と言う。
だけど、わたしの考えでは、それは日本の「大乗仏教」の教えで、わたしのスリランカの仏教では「自分が死んだら助けられないでしょ、だからまず自分が修行をして、自分が悟りを開くのが先」というわけで、スリランカのお坊さんの一番のきわみの人はアーランニャと言って、森の中で誰の助けもなく、修行をしている。
そこがいつもわたしと陽子ちゃんの意見の食い違うところなんだけど、「タイのお坊さんは開発僧というのがいて、貧困村のために自分がカマを持って道を切り開くのを手伝っている」、だけどスリランカのお坊さんはそれはしないという。でも、それはまずスリランカのお坊さんが人に正しい教え、自分を救う教えを教えてあげるためには自分がわからなければならないから、まず修行をするという考えになる。
でも、考えてみるとふたつの考えはどっちも結局はだれかのため、人の為にという気持ちでやっている。やっぱり生きているのは誰かのためになることがあるからじゃいか、そしてみんな自分が誰かによって助けられているからね。
だから、わたしはどうやって生きればいいんだろうという人は自分が誰かにために出来ることは何か、何が得意か、何が好きかということで進めていけばきっとそれが誰かのためになる生き方なんだと思う。
わたしは宝石をやっているうちに好きになったし、何よりもわたしは「言語を勉強する」ということが好きだったから、ホロスコープを翻訳しているのも楽しいし、いつの間にか通訳という仕事にもつくことができた。そこに至るまでは、もちろんすごい努力が必要だ。だけど、努力をしていると、神様がみてくれて自分がそれで食べていけるくらいまで、先導してくれることもあるから!!
1月はいろいろ忙しかったけど、いろいろ事件、政権交代とかもあって
わたしは考えがまとまるまで時間がすごくかかっちゃったの。
とても長いのに読んでくれてありがとうございました。
今、皆さんの立場はいろいろだと思うけど、自分のたちばで限られた時間で
自分は何がすきで、何ができるか、春になると頑張りたい!っていう気持ちも
出てくる季節だし、まだ寒いけどがんばりましょう!!!
ありがとうございました。

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