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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

2016年NEW YEAR!

皆さんこんにちは!
明けましておめでとうございます!!!
年賀状とかたくさんのメールもありがとうございます!
お正月はみなさんゆっくり休んだり楽しく過ごしましたか!?
わたしたちは、今年はずっといけなかったスリランカのお寺に行ってきたよ!
そこは千葉県の香取市にある蘭華寺(らんかじ)というお寺で
わたしと陽子ちゃんはもう10年位前にいったことがあるんだけど
いつかレオンちゃんを連れていきたいと思っていた。

スリランカに来たみたいでしょう!
右側にオイルランプを置くところがあるけど、スリランカと違うのは、オイルがスリランカはココナツオイルだけど、日本では今の時期かたまっちゃうから、お坊さんがキャノーラオイルを使っていたよ!


お坊さんにピリットヌーラという、腕にお経を読みながらまいてもらうお守りをしてもらって、仏陀に感謝をしている。


この後は部屋につれていってもらって、紅茶を頂いてちょっとお話をしたよ。
わたしが日本語でお坊さんに話をしちゃっていたら、陽子ちゃんが「シンハラ語でしゃべりなよ~」といった。そうだった。わたし、そういえばスリランカ人だった。日本に15年いたら、自分も肌が白い気がするし、時々忘れちゃうんだよ。
このお坊さんはわたしと同じくらいの年齢かと思ったら55歳ときいてびっくりした!
陽子ちゃんはやっぱりせとうち寂聴さんみたいに仏門にいると、若くいられるか~!といって驚いていたよ。


スリランカではお坊さんは、ご飯は100%檀家の家が交代でもってきてくれるけど、このお寺はすごい家と家がはなれている田舎だし、そんなにスリランカ人が近くにいないし、陽子ちゃんがどうしてますかときくと、なんとこのお坊さんが車でスーパーまで走って、食材を買ってご飯を作って、せんたくをして、広いお寺をそうじするという。それはかなり大変だと思った。
お坊さんはもう一人大きいお坊さんがいるけど、たぶんそのお坊さんにはさせられないと思うしなあ。
陽子ちゃんは今度そうじを手伝いにいこうと言っている。

わたしたちの越谷市の家からは車で3時間くらいかかるところだったけど、やっぱりいくと心がすっきりして、きれいな気持ちで新年を迎えられた気がした。
この天井をみて、やっぱりスリランカの宝石はこういう色だなあと思いだした。


じつは11月にスリランカに行ったとき、わたしはとても驚いたんだよ。
なにがというと、スリランカ産のサファイアが採れる量がものすごく少なくなっていて、非加熱できれいな色はかなり高くなっていた。だから、ミャンマー産の少し薄いけどブルーサファイアとかピンクサファイアは、まだスリランカ産より価格が低いから入手できている。だけど、完全なスリランカ産はもうどんどん厳しくなるんだなあと思った。
そんな状況だけど・・・この宝石達はすごいでしょう!!!


それぞれ1個1個の価格は結構するけど、他のお店でこれだけの宝石を集めてジュエリーを作ってくださいというと、ぜったい300万以上するからね。御徒町の業者さんにも言われるんだけど、ジュエリーは原価の3倍で売らないといけないよというんだよ。デパートとかはもっとだというけど、、、でも、そんなことやっていたら、誰もルビーもサファイアもいっぱい非加熱の宝石を入れた、伝統のナワラタナとかアパラムッダは作れないじゃないか。わたしはアパラムッダのおかげで日本に来れたから、このおかげをたくさんの人が共有できたらいいなあと思うから。


家に帰って、宝石をみてみると、やっぱり
昨日の蘭華寺の天井の色はこの2個のピンクサファイアみたいで!!
わたしはこの2個が気に入っているんだけどね。
左のは、日本ではルビーの鑑別がでるんじゃないかと思うくらい濃い色で!
右のは、逆にスリランカのピンクサファイアの理想の色みたいな色!
どちらもすごいしっかりの色乗りだから、きっと効果も高いね。


ちなみに日本では、スリランカ産のピンクサファイアの濃いのがスリランカでは「サファイア」だけど、日本では「ルビー」になることが今まで何回かあったんだよ。それはスリランカと日本の大気の違いだそうで、スリランカだとオレンジが濃くうつって、日本だと紫や青の色が濃くでるというから、日独研究所の人が「青が見えたりすると、逆にルビーになるんです」と言っていた。それは本当に面白いね。スリランカで「ルビー」として買うと、ものすごく高くなっちゃうけど、スリランカでサファイアで出たものを日本でルビーとして使えば、非加熱のミャンマールビーを買うより安く出来るから、いいなあと思っている!

今新春のキャンペンのことをやってますけど、11月に全体的に価格改定をさせてもらいました。
だけど、人気商品はできるだけ上げないように製作がこことここはまとめてやれるから、加工賃はこういう風にとか、いろいろ細かく工夫してもらって、値上げをしないでいいようにした。だから、その分お届けが2週間くらい遅くなることもあるんだけど、そのへんはどうか理解をしてもらえるとうれしいです。

今年は陽子ちゃんが前に紹介したルビーみたいなピンクサファイアを、指輪にしようと言っていたんだけど、年末にお母さんの古いアパラムッダのアレキが落ちてなくなった。それをみて陽子ちゃんはわたしよりお母さんのが先だなあと言っている。だから、もし、あの特別のピンクサファイアを欲しい人がいたら、言って下さい。お母さんの指輪をしっかり非加熱で作ってあげたいから、ルビーピンクは売ってもいいと言っているから!内包物が全くなくて、横からみるとマドレーヌみたいなすごい綺麗な形の1.25ctの超大粒のルビーだから。
わたしはじゃあお母さんはこれがいいじゃんと言ったら、お母さんは、濃いグリーンの
アレキの指輪がいいと言っている!

ところで、お寺にいく車の中はすごい長い時間だったんだけど、いろいろ話をしながらきたの。例えば、このお寺がある方は、すごい田んぼばっかりだし、日本は食べ物なんかで困って人がたくさん死んだこととかないでしょうとか言ったら、陽子ちゃんは何いうてんの、飢饉というのが昔は何年に一回とか結構頻繁にあって日照りでお米が育たなくて、食べ物が作れなくて何万人も人がなくなったりしたことが昔は結構あったんだよとか、教えてくれた!逆にスリランカは南の国だから、いつも大体暑くて、勝手にいつもどこでもフルーツが出来ているから、スリランカの歴史で日本みたいな飢饉があって、たくさんの人が亡くなったりしたことはない。そういう話をしたら、ああそうか、だからスリランカの人はのーてんきで、あまり先のことを考えて行動しないのかあ、日本人はいつもどういう事態に備えて計画的にピシピシできるのはそういうことかあと言った。これは確かにそうかもしれないね!

まあ、みんないいところもそうじゃないところもあるけど・・・でも、日本の人の丁寧なところはわたしもいつも見習わないといけないと思っているよ。お正月にもちょっとお客さんのことで、陽子ちゃんがメールをしたら、お客さんからのお返事で「お正月のお休みの時に、お仕事して下さってありがとうございます」と書いてあった。陽子ちゃんは神様に好かれる人はこうなんだよね、逆にそうじゃない人は自分の要件をぐいぐい伝えるんだねと言っている。確かに、こういう言葉はスリランカではまずなくて、自分のことを言っちゃう人が多くてどきっとした。でも、日本の人はまず最初に相手の状況を考えて話をするね。業者さんもお手すきの時でかまいませんとよく言うし、そういう言葉はとても丁寧で、きれいに聞こえるんだよ。

スリランカでは、みんな小さい子供も仏教のピリットを覚えて唱えている。
昨日蘭華寺でもらったピリットの本は、みんなにも配りたいくらいだなあ!
ちなみに陽子ちゃんは変な霊がきた時に、わたしはこの「カラニーヤメッタスートラ」を言うと、すぐに寝ちゃうんだよ。陽子ちゃんはその言葉の意味のパワーに他に、その言葉の音が大切なんじゃないかと言っている。翻訳の方を日本語で唱えるより、出来るだけ原語のままで言うのがいいんじゃないかって。それは難しいけど、自分に変なものがきている時はカラニーヤメッタスートラを言ってみるといいかも。

これは昨日お坊さんにもらった。
私達はみんな暗記しているんだけど。


これはいいね!もし今度欲しい人がいたら、コピーしてあげるから


このカラニーヤメッタスートラは「慈悲の経文」なんだけど、意味はこういうことだよ。
自分が無知であることをちゃんと理解して、その上で謙虚に人の話をよく聞いて、優しい心をもって過ごしていきましょう。出来るだけ質素に暮らして、(テレビとか何でもいいものを紹介していても)自分の心を落ち着きを失わないで冷静な判断ができるように。もし過ちを犯しても、それを乗り越えて、全ての生きているものが幸せであるように、祈りましょう。
今までに会ったことが無い人や、遠くに住んでいる人、すでに生まれている人、これから生まれようとしている人も、皆、幸せであるように。

パーリ語のままだとこうなる。クリックしてみて下さい。


人をあざむかないで、下にみたり、怒ったりどなったりしないで、他の人やすべてのものを自分の子供のように、あたたかい慈しみの気持ちで接していきましょう。
外にいるときも、部屋の中にいるときでもいつでもどんな時でも、全てのものへの慈愛を忘れないように生きていきます。このようなことを実行していくことができる人は、真実を受け止めて、欲望を抑えることができて、もう二度とこの世界のどこかのお母さんの子宮にはかえることはないでしょう。(生まれ変わりがなくなるということ=輪廻転生からの解脱を意味している)

昨日蘭華寺のお坊さんと話したことは、わたしは陽子ちゃんが時々見えない悪いものがきて、首の後ろから入ろうとするみたいになって、すごく寒くなったり足が動かなくなったりすると言った。お坊さんはそれは色んな人の念や死んだ人が「ピン」が欲しくて、陽子ちゃんのところにくるということだった。つまり見えないものが成仏して良いところへ生まれ変わるためには、ピン(功徳=良い行いをすること)が必要だけど、それがスコアみたいになっているとすれば足りなくて、陽子ちゃんのところに助けてもらいにくる。だから、そういう時にこういうピリットを唱えてあげることが大切だということだった。それでわたしはわかった。ピリットの最初1こ2こは陽子ちゃんの体に変化がないのに、このカラニーヤメッタスートラの慈悲のを唱えると、ピンが欲しい魂とかが落ち着くんじゃないかと思ったからだ。

陽子ちゃんは最近レオンちゃんと家でぐるぐるまわってその後瞑想をしているの。わたしがこないだ今度はあなたヨーガ始めたのと言ったら、「チベット体操だよ!」と言われたけど!それと自分でこのスートラを言うようにしたらいいと思っから、お坊さんがこの冊子をくれて良かったでしょう!

スリランカの仏教は、まず自分の欲をコントロールして、生まれ変わりの連鎖から離れることを目標としている。そんな社会の中で、なぜ宝石という、一見欲望と結びついたものが自分の運命を好転させるものとしてインドから伝わって、発展していったのかと思うでしょう。
でも、インドの宝石よりも実際スリランカの方が、ナワラタナを着けている人の数は多い。
それだけ信じている人が多いということなんだけどね。でも、何も効果がなければ伝統はすたれていくとおもうでしょう。でもやはり効果があるから、残っている。
でも、どうしてインドよりスリランカの方が残っていると思いますか。。。

それはスリランカのナワラタナの9つの宝石の理念が仏教の考え方も入って、すべてのものにとって優しくなっているからだと思っている。例えば、この宝石はホロスコープの惑星の影響を高めたり、おさえたりすることで、運命を変えていくといわれているけどね、インドでは太陽がルビー、月が真珠で、火星が赤珊瑚とあるけど、スリランカでは太陽がピンクサファイア、月がムーンストーンで、火星はルビーになっている。スリランカのお坊さんがナワラタナの伝統を伝えたと言われているけど、お坊さんが勝手につくったわけじゃない。インドでは月は真珠だけど、真珠は生きている貝から真珠の珠を取り出すから、貝はそのまま死んでしまう。インドで火星は赤珊瑚だけど、珊瑚も生きているものでそれを海からひきあげると、もちろん死んでしまうわけだね。だから、スリランカのお坊さんは自然に生きているものを犠牲にしないように、スリランカでは太陽がピンクサファイアで、火星がルビー、月はムーンストーンという風にしたんだよ。しかもこれは陽子ちゃんによると熱と冷波の波動はちゃんとそれで合っているという。

それと、真珠や珊瑚は、海のもので一回陸にあげてから水につけるとすぐに茶色く腐ったり劣化しちゃう。インドでもスリランカでも昔、ナワラタナを着けられるのは、王ぞくと貴族だけのお金持ちの人でしょう。どちらの国も、せんたくは洗濯をするカースト、料理をしてくれるカーストとか役割があって、ジュエリーを着けている人たちはサーヴァントもいっぱいいるし、自分でしないでしょう。だから、珊瑚とか真珠を指輪やネクレスにつけていても、水がいっぱいついて石がわるくなっちゃうことは無かった。でも、スリランカで同じように真珠とか珊瑚がついている指輪を、ふつうの人が着けると、湖や川でお風呂だし、ご飯をたいたりするのも木をひろってきて火をつけていたから、すぐに汚くなっちゃうけど、ムーンストーンやルビー、ピンクサファイアだったら水につけても汚れがついても洗えば綺麗になるでしょう。だから、スリランカ流になったナワラタナは、普通の家事や仕事をする人がいつも着けられるし、生きている自然のものにも優しい考え方だから、効果も出てくるんじゃないかなと思う!

今年は蘭華寺にもいけたし、とても幸せなスタートができて良かったよ。
また今度は5月のウェサックの時とか、手伝いにいこうってわたしが言ったら、陽子ちゃんがそういうあったかくてイベントがある時は自然に人が集まるけど、寒くてイベントがない時が誰もこないで大変なんだから、今度さむいふつうの時にいって掃除をしてこようと言われた!
まじか!頑張らないと!

今年は皆さんも思っていることが動き出す1年になるといいね!
いろいろ心に心配なことがあっても、楽しいことをつくって頑張ってください!
わたしはもうそろそろ40歳になるから、人間ドッグもやらないとなあと思っていたり!
皆さんも、心と体の元気をキープできるといいね!
ありがとうございました!






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