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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

スリランカ人がみんなナワラタナやアパラムッダもってるわけじゃないよ!

私が「アパラムッダ」や「ナワラタナ」を売っていることを新しく知り合った人や、友達に話していると、いつも言われるのが
「スリランカ人はみんなそういう宝石を身に着けているのに、どうして津波があったり洪水があったりして、たくさん人が死んじゃうの?みんながそれを着けていたら、みんな幸せなはずじゃん」って!

そう言われていつも何かいやな気分になるんだけど、はっきり言って今も昔も、スリランカ人みんながナワラタナやアパラムッダを持っているわけじゃないよ!特に最近はスリランカもアメリカみたいに近代化しちゃって、女の人も短いスカートをはくようになっちゃったし、昔から伝わっているヒンドゥー教の神様のことや、目に見えないこととかは、若い人たちは信じなくなっている。
だから前よりもそういう宝石を身に着ける人もかなり少なくなっている。誰がスリランカ人はみんなナワラタナとかアパラムッダを持っているって言ったんだろう。それは現実は全然ちがうよ。

だから私がスリランカの伝統を守るためにも、わざとこういう仕事をはじめたんだけど、それを時々スリランカに帰って村の人にいうと、「お前、日本にいるんだから、車の商売をやって金持ちになったらいいじゃないか」と言われる。そう言われるのも、すごくいやな気分だ。私はスリランカの自然を守りたいし、スリランカの伝統も無くならないように伝えていきたい。




あと、ナワラタナやアパラムッダを持つと、みんな自分の希望がかなって、宝くじに当たったり、お金持ちにならないのは何故だ?とか、そんなバカな質問をされるとむかついてしまう。

この宝石の伝統は、実は人間の欲望と反比例のチャートみたいだ。
何も努力をしないで、この指輪やジュエリーを身に付けるだけで願いが叶うとか、そんなことは仏陀やガナデイユが許すわけないんだよ。
私は日本に来る前、目標に向かってすごく努力をして、それでも達成できなくて、すごく悩んでいて、困って困っていた。もう、どうしようもなくて、アパラムッダを作って身につけたら、それからなんでかわからないけど、自然に色んな人が力を貸してくれて目標を達成することができた。それから私はこれを信じるようになったんだ。
前期に日本語表現の授業で「人事を尽くして天命を待つ」という言葉をならったけど、これがぴったりだと思う。ちゃんと努力して頑張っている人は、アパラムッダも助けてくれるみたい。

でもうちに注文してくれるお客さんは、ホロスコープを見ると、何故かみんなすごく頭が良いとか、優しい人間とか書いてある。きっと努力をちゃんとやっている人たちだから、この宝石の良さも理解できるし、そういう人たちには必ず仏陀や神様が助けを出してくれると思う。
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