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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

新年幕開けの前に極限を知る。

皆さん、こんにちは!
あけまして、おめでとうございます!
今年は旧暦のお正月からNEW YEARをさせてもらうことにしました!
皆さん、世間ではオミクロン台風だけど、すり抜けてるんじゃないかなあ。
でも、いろいろ学校や会社とか組織では、やり方が変わったり
柔軟に対応していかないといけないでしょう。
わたしたちも、子供の学校では何人か陽性になった人がいたということで
学校が休校になったりしているよ!
でも、オミクロンはそんなに重症しないっていうけど、一応、心配だから、
レオンちゃんこないだの英検は行かないようにしたよ。
受験料は9200円で、まるまる損なんだけどー・・・
やっぱり出来たらちょっとの熱とか体がだるいとかも、かかりたくないからいいと思う!

皆さんも、きっと賢く自衛をして、コロナからすり抜けていると思うよ!
ぜひ勾玉を持って、ストレスも貯めないで動き回ってたら大丈夫と思う!

ところで今年のお正月は、1月1日じゃなくて旧暦にしたんだけどね、それはなぜかというと、陽子ちゃんが去年くらいから、「何かおかしいな~カレンダーが自分に合わない気がするよーっ」て言っていてね。それは出雲のぜんざいロックっていう歌を聞き過ぎているから、歌詞に「旧暦の10月に神様が出雲に集まるよー」ってあってね。旧暦、旧暦とマインドコントロールされちゃったのかと言っていた。

それから、陽子ちゃんはやっぱり7月7日がぜんぜん七夕な気がしないよーって言っていて、調べたら、七夕は旧暦で7月7日でそれだと、現在の太陽暦だと大体8月初旬~半ばくらいだから、季節はほんとは夏で雨はあまり降らないから、夜ちゃんと星が見えるから良かったみたい。でも、2,300年前に突然、太陽暦=いまの新暦が始まっちゃって、今の7月7日はバッチリ梅雨の中だら、結構雨が降って星はあんまり見えていないみたい。だから、陽子ちゃんは、「やっぱりわたしたちは前世やご先祖様のDNAが入っているし、ずうっと旧暦で生きてきたわけだからね。旧暦でもいいんじゃない」という話で。特に2020年末に木星と土星が接近してから、だいぶ世界は変わってきたそうで、自分のやりたいこと、好きなことを仕事にしていく人が増えたり、今ままでのシステムじゃなくて、自分の好きな方法で生きていけるようになったり。学校は段々オンラインになってきて、今まで不登校だった人とかもだいぶ薄まったみたいだし、会社でも在宅ワークが増えて、人間関係に苦労していた人とかも楽になっていったりしたでしょう。そういう変化が2021年~から本格化していったみたい!だから、皆さんも自分の好きなことをきわめて、無理しない人間関係で、それでお金も豊かになっていけたらいいね!

それで陽子ちゃんはさらに着物を着るようになると、ますます旧暦派になっていって、今年はお正月は旧暦でっていうお話。そして、これは自由というし、わたしはそれならスリランカは星の流れで4月の13とか14とかだし、自分のお祝いは自分で選べるのはステキでしょう!

ところで、特に陽子ちゃんは今年の1月1日は、本当に全然お正月じゃなかったって言っていたんだよ。やっぱり12月の後半に有名な歌手のお嬢さんが亡くなって、2022年の1月1日~になっても、まるで日本中が喪中みたいだったという。
この花も、赤いのも売っていたけど、あまりにも可哀そうでさすがに買えなかったそう。


お供えはお客さんに頂いた、和菓子!
ご先祖様も喜んでるそうで、いつもありがとうございます!!!

わたしはぶっちゃけ、お母さんの方も娘さんの方もあんまり知らなかったんだけど、陽子ちゃんはお母さんの方の歌は大好きで、その歌を歌って、かこの彼氏は2人ゲットしたそう!!!もちろん人生を助けられたことがあったそう。

だから、そんな有名なお母さん歌手の大切なお嬢さんがあんなことになって、陽子ちゃんも結構ショックでかわいそうがっていたよ。でも、わたしのスリランカの仏教では、こういう別れは必ず理由があると言われているから。陽子ちゃんに聞いたところでは、、もし誰かが結婚する時、その相手のひとに奥さんや子供がいて、それをもしかするとこわす形で自分の幸せを実らせていたら、、仏教のカルマの法則では、本当に大切なものがなくなってしまうこともあるのかもしれないと思った。それにしても、テレビでもネットでも、この日本の大切なものが壊れたように、12月から1月はとても沈んでいたいみたい。陽子ちゃんとしては、ほんとうにこのお母さんとお父さんは国民の超スターだから、幸せでいて欲しかったそう。

それにしても2021年の12月後半から1月にかけては、地震も増えてきたし、信じられないような犯罪による火事でたくさんの方が亡くなったり、トンガの噴火は世界まで震えさせたし、今もトンガの人困っているというし、陽子ちゃんが言うように、2022年1月は全然、まったく新年あけましておめでとうじゃないよって言っていてね。陽子ちゃんによると、よく12月に亡くなる方は多いし、でもそのまま1月1日になったからと言って、明けまして~というのは何か変な感じがするって。やっぱり新暦の1月はまだ、年末じゃないかって言ってたんだよ。というわけで、でもやっぱり新年はドカーンって!スリランカでも4月はバクチクいっぱいやったり、おめでたくしたいじゃない!だから2月からの旧暦が本当のお正月!でお祝い開始したいと思います!

でも待って!陽子ちゃんによると、2月1日はまだドカーンって幕開けじゃないみたい。
それはね実は1月17日~2月3日までが冬の土用だそうで、土用って人間が疲れやすくなったり、色々良くないことが起きやすいから、土いじりとかはあんまりNGだし、おうちの基礎づくりとかもあんまりNGみたい。だからね、皆さん、3日は豆をまいて厄除けしてもらって、土用明けの2月4日、これが立春になって、ここからが本格ハッピーお祝いタイムがスタートするらしいよ!!!

というわけで、レオンモチーフさんは宝石で土の中のものだから、お正月キャンペーンは土用明けの立春、2月4日から本格スタートするよ!!!
皆さんも何かたぶんだけど、今年の1月はおめでたい感じじゃなかったなーっていう人は、やっぱりおめでたいっていう感じで上げていくのは大事だから、ぜひ旧暦のお正月から、この1か月間、3月4日まで、とにかく自分の好きなこと、好きなもの食べたり楽しんでお祝いしていきましょう!今まで、きっとあなたは、すごく頑張ってきていたと思うから!

まあ、コロナ渦でもね、ちょいちょい小さな面白わくわくはやっていこうってことで。
最近、陽子ちゃんとレオンちゃんは駄菓子屋が好きでね。千葉市に駄菓子屋が残っていて、いったんだ。めちゃくちゃ狭くて、私は肩がぶつかるから入れない。子供しか通路入れないの!

ちなみに陽子ちゃんは一人昭和レトロブーム中だから、めっちゃ駄菓子屋やりたいそう。でも、陽子ちゃんはぶっちゃけ一つも食べなくて、なんでかって合成着色料苦手だし、高級和菓子とか老舗のお菓子の方が好きだからって!!!そういえば2009年にいきなり私たちベジタリアンになったけど、それまではわたしがコンビニに行くといって、何か買ってくるものある?って聞いたらね、つまりデザートコーナーみたいなところの話。いつも「一番高くて、一番小さいのを買ってきて」って言うの!それが一番おいしいはずだからって・・・
でも、子供達が駄菓子を見ると目がキラキラしてるのを見ると、儲け度外視の駄菓子屋をやりたいな~って言うんだよ。駄菓子屋ふこうへい堂っていうそうで、100点取ってきたり、好みの子にはおまけ付きとか!!!店番にレオンちゃんを立たせて、いい子がきたら、陽子ちゃんが中から出てきて、店番かわるらしい。そんなことを言っていたら、レオンちゃんが、そしたらひいきにされない子供たちが団結して一揆を起こすよって!

レオンちゃんはとにかく、どこかのおじちゃんやおばちゃんがやっている、こういうまじめに本当の駄菓子屋は初で1700円分くらい買ったら、おじちゃんがいっぱいおまけをくれたって喜んでいた!



レオンちゃんは卵のアレルギーがあるし、肉は食べないから、おっとっとっていうやつ、食べれなかったんだけど、初めて食べられる「おっとっと」があって、感動していた。しかもコンソメ味なのに肉エキスがないそう。
陽子ちゃんはパッケージをみて、乳製品が入っていたから、これも食べないけど、こういう駄菓子に子供が感動しているのは、見ていてうれしいって。




こんな駄菓子屋をみると、スリランカの店を思い出す。
何かぶら下げて1パックずつ、売っていた。
お金がない人が多いから、シャンプーも洗剤も1回用で売っててね!
すごいこういうのって便利だったなあ!
陽子ちゃんはまじめに宝石とれなくなったら、駄菓子屋のおばちゃんやろうかなあ~って言うんだよ。

そんな陽子ちゃん、最近はこんな格好で。
みんなに誰のコスプレかわかる?って聞くの。お母さんもお兄ちゃんもそんなのわかんないよーって言ったら、
「はだしのゲンのお母さん」イメージらしい。。。



ちなみにこの格好、めっちゃ働き者っぽいでしょう!
だけど、それが何か着物を着ていると、陽子ちゃん途端に人をこき使うようになる!お腹に鉄板が入ってるそうで全然かがめないからって、何か下に落ちたものでも「プラちゃん、とってー」って言うんだよ。やっぱり昔は着物の中に鉄板を着ていなかったから、楽に動けたみたいで、陽子ちゃんも楽に着ようかといっている。

ところで、わたしたちも1月は旧暦で年末らしく、めちゃくちゃ久しぶりに家の中の意見が割れて、喧嘩になったことがあった。それは私がブルース・リーは今生きていたら、世界で1番強いって主張したんだけど、陽子ちゃんは「そんなわけあるわけない。」て!

陽子ちゃんが言うには、昔はフィギュアスケートでも、2回転半とか3回転くらいでも賞を取れるレベルだったけど、今はいろいろ体力やトレーニングの方法、動画などを入れて分析するようになったりして、体も技術レベルが上がったから、今は4回転できても金メダルとれないくらいなんだって。そういうことが格闘技の世界でも起きているから。今の人の方が圧倒的に強くて当たり前で、今ブルース・リーが生きていても、世界でラングがあるとしたら15番くらいじゃないかって言うの!それで、リーはちょっと哲学者のアクションスターだって。しかも、格闘技を本当にやっていた人たちは最初、ブルース・リーにあこがれて入っても、上の先生方を知るようになると、あ~やっぱりブルース・リーは映画の中だからなのかって、わかるようになるって。だから、本当の格闘家はブルース・リー信仰は薄くなっていて、格闘技を実践できない、ウォッチャーの人が大体ブルース・リー崇拝をするんだって!

でも、わたしはブルース・リーのスピードが速いから、きても避けられるし、相手にもあっという間に攻撃が当たるでしょって言ったんだけど、陽子ちゃんはジークンドーの有名な先生でも、1の動きをした後に、2の動きをしていて、逆に八極拳は1の攻撃の間にすでに2の攻撃が始まっているから、なかなか避けることは難しいって。八極拳じゃなくても、K1やボクシングのヘビー級の人が相手だと、さすがにブルース・リーでも打撃の重さが違うから、無理だろうって。スピードが速いから攻撃力が高いわけじゃないという。

それで、レオンちゃんもブルース・リーのジークンドーの日本の先生が朝倉選手とかと戦っている動画とかをたくさんわたしに見せて、もしかしたらジークンドートップでも、世界1になれないかもっていうのを言いたいみたい。でも、わたしたちスリランカ人の中では、ブルース・リーによって、みんなクンフーとか習う気持ちになっていたし、やっぱりブルース・リーは世界1だと思っている。でも、陽子ちゃんやレオンちゃんは反対の意見で、この論議は毎晩繰り広げられて、最後はわたしとレオンちゃんは鯉の水槽の前で組手みたいに戦うんだよね。時々レオンちゃんがやられると、陽子ちゃんがでてきて、結局わたしは全然歯が立たない。しょうがないから、陽子ちゃんは何かあった時用に覚えた新しい技を教えてもらう。それは片手で手のひらだけで、相手を吹っ飛ばせるやつとか。それは全部トリックみたいのがあって必ず体重移動があればできるみたいで、吹っ飛んだら「おー」とか言って。大体この戦いはお風呂入る前にみんな汗だくになってやっていた。

このブルース・リー論争は2週間くらい続いて、ある日ふとなくなった。
それはみんなの心の集中が全く別の所にいったからだ。時々事務に来てくれているおばちゃんがいるんだけど、レオンちゃんに図書券のお年玉をくれてね。それを使うために、レオンちゃんと陽子ちゃんは、駅の本屋さんにいったんだ。陽子ちゃんは児童書のコーナーで、ある本を見つけたんだって。「アンネの日記」っていう本だったみたい。それは陽子ちゃんが子供の頃にお母さんに読んでもらった記憶があって、でも思い出せるのはアンネさんが隠れ家にいても、何か普通に学校にいっているみたいに楽しく前向きに生活をしていたことだったそう。それで陽子ちゃんは、「でもあの子もガス室に送られて結局は亡くなるのかなあ、最後はどういう風だったのか思い出せない」と思って、本の最後の方を立ち読みで読んでみたそう。

そうしたら、アンネさんはアウシュビッツに列車が着いた途端に「選別されて」、その後持ち物を全部取り上げられて、髪の毛を全部切られて、変なシマシマのパジャマみたいなのだけ着せられて、その後ご飯をほとんどもらえない状況で、何ヶ月も強制労働をさせられて、最終的に別の収容所にうつされてチフスという病気で亡くなった・・・みたいなことが書いてあったそう。それで陽子ちゃんはまさかあんな笑顔のかわいい女の子が最終的に女の子としてのかわいい外見も捨てられて、栄養もなくて、労働をさせられてガリガリに痩せて、衛生的に汚くてひどい状況の中で、汚いまま栄養失調で病気になって亡くなっていたというのがわかって、よく見ていたアンネさんの写真から想像できなかくて、まさか、、!!と!衝撃で、陽子ちゃんはレオンちゃんと本を買ってくる帰りも頭から離れなかったそう。

それから、すぐ陽子ちゃんはYouTube動画で、アウシュビッツ強制収容所のことを詳しく知った。罪も無いユダヤ人がガス室に送られて、たくさん亡くなったということは、、歴史で知っていたけれど、詳しく見てみると、それはもっともっと悲惨な状況だったことがわかった。(←クリックしてみて39分~どれだけみんな痩せてていたか、わかるよ。)それから陽子ちゃんはアウシュビッツ強制収容所からの数少ない生存者の人が書いた本をたくさん読んだ。陽子ちゃんが普段本を読むのは、最近はなかなか時間が無いから、1月24日の陽子ちゃんの誕生日に、陽子ちゃんが「本を読みたいから出来る限り家事をやってほしい」って言われて、わたしが家事をやって陽子ちゃんは2時間しか寝ないで、8冊の本を読んだ!それは信じられないスピードで、わたしはザーッとしか読んでないのかと思ったら、、あちこち付箋がはってあって、マークもあって読んでるみたい。陽子ちゃんに「よくそんな早く読めるね」って言ったら、「大学院生は普通の人の100倍本を読むっていうよ、わたしは全然そこまで読んでなかったけど、その時の訓練かも」て。




ところで、アウシュビッツ強制収容所に送られて亡くなった数は、150万人~と言われているけど本当は600万人くらいだったという話もあるそう。
私は本を読むのはーーそんなに早くないから、動画を見て、陽子ちゃんからの話を聞いてね。信じられないくらい、ガリガリで動いている人もまるで骸骨みたいで。
でも、まずアウシュビッツに来る前もとても大変な闘争がある地域の人もいっぱいいて、ユダヤ人は、むりやり家畜用の貨車で殆どのまずくわずで列車に乗せられて。ついたら最初に「選別」を受けるそうで。それはまず働けるか働けないか、ということだそう。働ける年齢の女性は16才~40代くらいまでの人は働く方にいかせて、それ以外の小さい子供や年齢の高い女性はみんな即ガス室に送られる。男性も働けそうなら、強制労働へ、働けなさそうならガス室だそう。
ガス室に行かせる時は、嘘をついて、みなさんシャワーを浴びてください、後で温かくておいしい食事が用意できてますから、早く。っていう風にせかされて入らされるそうだ。それでとてもひどい殺虫用のガスで15~20分苦しんで亡くなるそう。

でも、それじゃなくて強制労働の方に選別された人たちは、男性でも女性でも、髪の毛をすべて切られて、手に自分の番号を入れ墨をされて、人権を奪われて、ナチスは食べ物をできるだけあげないで、働けるだけ働かせて、働けなくなったらガス室に送っていた。とにかく1日の食事はわたしたちの一食分にもならない、パン1個とスープと、朝変なコーヒーみたいなの。これが1日に与えられる全部だそう。それですごい重い労働長時間で、めちゃくちゃカロリー足りていないから、1日12時間労働させられると、がりがり痩せてしまう。少しでもはむかったり、ちょっとでも監督者みたいなSSという収容所の親衛隊の気に入らないことがあれば、すぐに殴られたり射殺されたりするそうだ。だから、みんないつも極限状態にいたそう。

そんな中での生存者の本は、陽子ちゃんは一人の本でも十分わかるけど、いろいろな観点から考えたいって言って、いろいろ買ったんだって。

例えば、一つは心理学者だった人の生存経験のお話で、それは話の進め方が独特だそう。少し客観的になりすぎている感じがしたそうで、あともう一つは女性の生存者のお話だけど、アウシュビッツでは友情なんてありません、みんな自分のことで精一杯だったという、かなりトーンが低い方の本もあったそう。あとはちょっと歯科治療ができる大学生が収容所にいた時の話とか。その中には全く過酷な状況でも、デンティストの方は外部の女性と恋愛もできたそうだけど!

でも、陽子ちゃんが最終的にやっぱりものすごく心が揺さぶられた本は、4歳で子供だった男の子がアウシュビッツで生き延びた話と、図書係だった女の子の話と・・・

これは4才の子供がアウシュビッツで生存していたとても珍しいお話。


この人のお父さんはアウシュビッツに連れて来られる前の段階で、とにかく何とかしてそこに送られないために、地域の人のために死ぬほど努力をしたそう。でも、そんな英雄でも結局アウシュビッツ行になってしまって、すぐにガス室に送られてしまったそうだ。

でも、この男の子は強制労働者になれないくらい年齢が小さいのに、何故生き残っていたかというと、子供は人体実験のために特別に少し残しておくみたいで、子供だけの寮みたいなところで生活をさせるからだそう。でも、大体は年齢が大きい子が年齢の小さい子の食事をとっちゃうことも多くて、ただでさえ少ない食事を奪ってしまったりするから、小さい子の食事はもっと少なかったそう。でも、お母さんとおばあちゃんが強制労働の方にいて、彼女たちが自分のパンを少しでも残して、すきをみてこの子の所に持っていったりしたそうで。それから途中で、あの子供棟にいると、メンゲレという人体実験が好きな医者に呼ばれたら最後だから、お母さんとおばあちゃんは、この子をこっそり自分たちの棟に連れて、そこでかくまうことにした。でも、途中でお母さんは別の地域の通い工場みたいな所に送られた。だから残ったおばあちゃんは、必死にこの子を守っていった。

アウシュビッツの中では、名前を消されて、番号で管理をされていたそうだけど、ドイツと敵対するロシア兵が勝者となって、アウシュビッツに入ってきて、収容者を助けたそう。ロシア兵はチョコレートやクッキーを持ってきて、この子に「名前は?」と聞いてくれたそうだ。そしてこの子は「マイケル!」と言って、初めて自分を取り戻したそうだ。それからのアウシュビッツではしばらく、豪華な食事会みたいなのがあって、おばあちゃんはいっぱい食べたそう。今まで労働で虐げられていた場所、死体もまだまだたくさんあったそうだけど、とにかく食べることを楽しんでいた様子が書かれていたそう。最終的にお父さんとかお兄ちゃんはガス室で殺されたけど、おばあちゃんと一緒に生存できて、戦後に工場から帰ってきたお母さんとも再会できたお話だそうで、後味はまあ、大丈夫だから、こわがりの人も読めると思う。

次は「アウシュビッツの図書係」という本。


これも子供の棟にいた方で、何とか人体実験医者から免れるよう生きてきた女の子の話。この子は、最初にきた時に、ここには本が8冊あるから図書係にならないかと言われて、その子は本がもともとすごく好きだったから、本の係りになることにしたそう。でも、ナチスはとにかくユダヤ人が知恵をつけたり、賢くなるのを防ぎたかったから、本なんか許してなかったそう。だから、図書係は本をどうにかこうにか隠して、読みたい人がこっそり読めるように届けにいったり、本を管理したりする係で、見つかったら殺されるかもしれない、命がけの図書係なんだって。この本は、中には数学の本とか化学とか難しい本もあったそうで、借りたい人は先生だった収容者だったりしたそうで。でも、とにかく本というのはたった8冊でも、空腹で隣ではガリガリの死体を集めて運んでいる環境の中でも、それでも知識に近づきたいという気持ちと、本を読んでいる間はその世界に入ることができる喜びみたいなもので、本はとても大切だったそうだ。でも、ナチスに見つかったら終わりだから、この子は着ているパジャマみたいな服の内側にこっそりポケットを縫いつけてもらって、そこに本を隠して移動したりするようにした。このポケットをつけてもらうのも、収容者の中で裁縫ができる人に自分のパンを食べないで残しておいて報酬としてあげてお願いしたりしたそうだ。

とにかく危ない場面を命をかけて、女の子は本を守っていったんだけど、最後にアウシュビッツから、また別の収容所に移されることになった。それはベルゲンベルゼンという収容所で、そこはひどい病気が蔓延していたそう。そこで最後の方に隣の小屋では、アンネという女の子とマルゴーという姉妹が死に近づいていたと書いてあったそう。姉マルゴーが死んだ翌日に妹アンネは死んだ。という話がでてくる。そこで、陽子ちゃんはあ「あぁ・・・」って思ったんだって。

最終的にはイギリス軍がここに入ってきて、助けられたそう。こういう収容所ではSSというナチス側の隊員たちは、自分たちは軽々しくユダヤ人収容者を殺していて、収容者自身に同胞のユダヤ人のとんでもない数の死体の処理をやらせていたそうだ。だけど、イギリス軍が入ったこの日から、逆にナチスのSS隊員たちは、死体を運搬したり、働かされる側に変わったそうで、それが信じられなかったみたい。イギリス軍は、収容者に温かい毛布や食事などを手配してくれたり、家に帰る手配などもしてくれたそうだ。

その途中で、主人公の女の子は、あるイギリス軍の青年が本を読んでいるのをみて、この女の子は本が好きで本をさわりたくて、どうかその本を貸してほしいと言ったそう。それで女の子に本を貸してくれたんだけど、イギリス軍青年は「それは英語だよ」って言ったら、その子は何語でもいい、ただ本がさわりたい、ただ、書いてあることを眺めて、「紙の感触を感じながらページをめくっていく、それだけで幸せだから」だって!!!

それでね、、わたしとレオンちゃんは、陽子ちゃんにあらすじを教わっていたでしょう。実は今、わたしたちは新しい家の注文をしている最中なんだけど、陽子ちゃんは「リビングがすごく広く必要なんです。片側の壁は全部本棚にして図書室みたいにしたいんです、今は本が置ききれなくて、床につみあげているのもあるので」って言ったら、ハウスメーカーさんの一人が「こんなリビングは広すぎますよ、本を断捨離するとかして・・・」って言ったんだよね!その時はわたしたちは黙っていたけど、あとで車の中で「あの言葉は許せなかった・・・!」って話していた。今は「断捨離」という言葉がふつうで、きっとあのハウスメーカーさんも、何も気にせず悪意もなく言ったと思うけど、わたしも子供の頃から、本があるって家なんか、ものすごいお金持ちで、すごいうらやましい気持ちであこがれていたよ!

だから、本を断捨離してって言われたとき、レオンちゃんは同じ本も何回も読んだりするし、断捨離って、捨てるにしても誰かに渡すにしても、いらないっていう感覚でしょう。わたしには考えられないなあ。本=教育だから、ナチスがユダヤ人に本を禁止したのは、本があると賢くなっちゃうからでしょう。だから、本を捨てるなんて、本当は軽々しくは言わないでほしいって思った。今は確かに電子書籍もあるけど、でも紙の本の重さって、ただの重さじゃないと思うんだよね。どこまで読んだか、すぐわかるし、本の表紙をみただけで、前に読んだ時は、自分がどんな気持ちで読んでいたかってわかったり、思い出までもよみがえるね!わたしは14~16才でやっと本を持つことができたけど、今でもスリランカから持ってきて、大事にもっている本があるよ。それはまだわたしのお父さんもお母さんもいた頃の本で、お父さんが読んでいた時もあったし、そういう思い出がはいっている。だから、シンハラ語が読めなくても、レオンちゃんに受け継いでいきたいなあって思う。

というわけでね、わたしたち1月はずっとアウシュビッツのことを陽子ちゃんから教えてもらったり、検証の動画を見て、うわぁ。。。って思ったりしていてね。それを考えると、いまはコロナというものが日本に入ってきて3年目になるけど、どうなるか不安だったり感染の心配とかもあると思うけど、でもやっぱり全然まだまだまだまだわたしたちのキャパがあれば、乗り切っていけるじゃない!?

だから、今年は陽子ちゃんによると破壊と再生の年になるっていうから、わたしも一体何が起きるのかって心配なところはあるけど、、やっぱり極限の苦しみを知って、そこからしっかり生きてきた人の実際のところを知ると、わたしも時々夜中に事件の通訳で起きて、車でいって、寒い中を帰ってくることもあるけど、お腹もいっぱいになって、温かい布団に入って寝る時に何て幸せなんだろうって思ったよーー!!!

ところで、このことがあってから陽子ちゃんがレオンちゃんを起こす時でも、「ほら、早く起きないとアウシュビッツなら、とっくの昔に〇〇されるよ!」とか言うようになってーーレオンちゃんは、「おいいーーここはアウシュビッツじゃないよーー!」って!
でも、わたしも恥ずかしながら、スリランカではそんなにホロコーストの教育はなかったから、すごい障りしか知らなかった。全然知らない世界だったんだ。
皆さんも本当の新年のハッピー明けは2月4日からだそうだし、ぜひ今年の自分をガッツリ強く前進させていくためにも、良かったら考えてみて下さい。
それと、陽子ちゃんがぜひ、さらに今年、大大吉に上げていくために、どうかもう1冊だけ紹介したい本があるっていうことで、またすぐブログに書かせて下さい。

その時は、土用明け本格的新年大吉大利シーズンへ突っ走っていける、
ハッピーブログになると思う!!!
またきっと明けましておめでとうって言うよ!
皆さんもこの2日ぐっと自分はどうしたい!?どうすべきか考えて!
3日に豆を投げて、しかkり厄落としをして
自分は必ず大丈夫だぞ!っていう決意をしていきましょう!
ありがとうございました!

そういえばうちは宝石屋さんでした!
キャンペーンのお知らせは今年は2月、続々登場させていく予定!
ところで、これも「知」のお仕事をしている方のエメラルドカットのダイヤのブレス!
めっちゃカッコイイでしょう!
顔が見たい?



あー!やっぱり知性にあふれているね!
エメラルドカットのダイヤとラウンドカットのダイヤのつながりが
プラチナで、すごく上品な美でしょ!!!
さりげなく、水星ケートゥと、ラーフの対策のハートも色がおしゃれ!


こんなブレスも今は超お得なキャンペーンは・・・土用明け4日から!

では、また近い日にね!
今日はまだ調子に乗っちゃいけない土用だそうだから。
みなさんも、体調も気を付けてハッピーNEW YEARを迎えましょう!
ありがとうございました。


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