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プラちゃんの部屋~変てこスリランカ人留学生(だった)奮闘記~

漢字間違えてても言葉変でも気にしないでね~

とにかく善いことをする!

皆さん、こんにちは!
今日も見に来てもらってありがとうございます!
2012年はもうあとちょっとだね。
すごく忙しい時期で今年は特に寒いけど元気ですか??
ブログの更新が遅くなって、ごめんなさい。
最近はお店ではじめて無処理のエメラルドを使ったジュエリーとか
すごく珍しくて嬉しい注文をもらったり、現地での宝石の値段が上がったり、
あと、精神的なことでもまた発見があって、とにかく忙しかった!!!
何から書いていいかわからないけど、とにかく書く。
今回はすごく長くなるから、あきたら途中でやめてまた次の日読んでね!

年末になると今年はどうだったかなあと振り返る人も結構いるでしょう。
わたしたちも今年の1年を考えると、、、とにかくいつも何かを気づかされることが多くて、本当に大事な1年になったと思う。
それは特にわたしたちは、レオンちゃんという子供が去年生まれて
レオンちゃんの成長と一緒にいっぱい色んなことがあったような気がする。

お世話はそれはそれは大変ですと陽子ちゃんはいうけど、
レオンちゃんのせいでか、おかげでかわからないけど、わたしたちの家はとにかく
毎日そうじや片付けが増えて、なんだか前より綺麗になった。
だってレオンちゃんは靴で遊ぶようになったから、靴の裏までぞうきんでふくようになったし、風水のやつで陽子ちゃんは毎日げんかんをぞうきんでふいていたけど、とにかく色んなところをそうじさせられるようになったよ!ふとんやカバーもしょっちゅう洗ってほしたり、大変だけど!

最近はレオンちゃんはいろいろ話をするようになって、いつも英語でWhat's that?といろいろ聞くようになった。
いくら陽子ちゃんが「これ、なあに?」と教えても、発音が英語の方が簡単みたいで、
「イート」「ゴーイング」とか、「ワントゥートゥリー」とか英語を話すようになっている。
この間、陽子ちゃんがこの間「こっちに来て」と言ったら「WHY?」といって、びびったと言って笑っちゃった。WHYって聞かれたらBECAUSEで答えないといけないじゃんだって!今まではこっちが話すのが一方的だったけど、段々レオンちゃんから話すようになっていって、レオンちゃんの言葉の成長と一緒にわたしたちの英語もブラッシュアップさせられるみたいだ。だけど、レオンちゃんは私のことはシンハラ語でお父さんの意味の「ターッタ」とよんでいるけど、陽子ちゃんのことを「かあちゃん」と呼んでいるの!陽子ちゃんがママなんてタイプじゃないからといって、自分のことをかあちゃんと言っていたら、
レオンちゃんは「かあちゃん、かあたん」と言うようになったよ。

だけど面白いのは、もう1歳になる前からわたしは仏陀(ブッダ)を教えて、
仏像を指差して「ブッダ」というようになっていたんだけど、何かいやなことや
困ったことがあるとレオンちゃんは「アーブッダ!」と叫ぶようになった!
例えばレオンちゃんが玄関で靴で遊んでいて、玄関から自分の部屋にだっこして戻されたとき、「アーブッダ、アーブッダ」という。まるで「オーマイゴッド!」というみたいに!だから陽子ちゃんとわたしは、オーマイゴッドは、なんか外国人がかっこつけるみたいに言っていると思っていたんだけど、もしかしたら自然な言葉で、レオンちゃんは自分でアーブッダ!にしているみたいと話しているよ。

それと、レオンちゃんはわたしたちの隣にベビーベッドをくっつけて、お客さんからのプレゼントのオーガニックコットンの布団で寝ていたんだけど、もう自分で歩いてわたしたちのベッドに来るようになった。わたしたちのベッドには綿の毛布をしいていたんだけど、レオンちゃんの顔はいつも朝になると赤くなっちゃっていた。何日かして、陽子ちゃんが気づいて、やっぱり綿でもただの綿じゃだめで、オーガニックじゃないといけないみたいということがわかって、この間、わたしたちはベッドの寝具を全部オーガニックにかえた!

ベッドにしいている毛布と、かけている毛布、あと掛け布団やまくらカバーも
全部オーガニックコットンで!!!それはとんでもない出費になっちゃったんだけど!
だけど、オーガニックコットンに全部変えた日、陽子ちゃんがレオンちゃんの寝かしつけをしているけど、はじめて陽子ちゃんがミイラとりがミイラになっちゃったみたいに、一緒に寝ちゃった!わたしがレオンちゃんを寝かせるといつもミイラになって一緒に寝ちゃうけど、陽子ちゃんはお客さんのメールやいろいろデザインもあるから、レオンちゃんが寝るのをまって仕事をしていたりするから、今までで一回もレオンちゃんと一緒に寝ちゃったことはなかった!だけど、オーガニックコットンにしたらあまりにも気持ちが良すぎて寝ちゃったって!

それで、レオンちゃんも朝、いつもベッドのオーガニックコットン毛布が気持ちいいから
なかなか離れない。

レオンちゃんは、動き回ってパジャマだけだと風邪をひくから、パジャマの上に着るジャケットみたいやつも、陽子ちゃんがオーガニックコットンの毛布でつくったよ!


そのドレスがとても長いから危ないから朝起きたらすぐに脱がせるけど、
そうしたらすぐにブッダ!と仏像を指差していうようになったから面白い。後ろの棚みたいやつは、陽子ちゃんが学生のとき高田馬場のアパートで使っていた食器棚で!思い出があって捨てられないからものを入れている。


とにかく、それでオーガニックコットンにしたらレオンちゃんのお肌はツルツルに戻ったから、わたしたちはどれだけ有機でケミカル肥料なしで育てたものが体にいいか、逆に普通のケミカル肥料でつくったものがどれだけ体に良くないか、本当にわかった。
わたしたちはいつも話すのは、本当のお金持ちというのはブランド服を着ることじゃなくて、ぜんぶオーガニックコットンでつくった布で、寝具だけじゃなくて着るものも全部オーガニックにできる人だねと話している。全部オーガニックコットンは売っていないから、オーダーメイドで作ってもらわないといけないね。それは超お金持ちじゃないとできないけど、わたしたちは本当にタオルくらいはもう全部オーガニックにしたいと思っているよ!
だけど、本当にオーガニックコットンは結構高いから、毎月1個ずつ買っていこうかな!

だけどレオンちゃんが生まれて1年半くらいだけど、わたしも陽子ちゃんもレオンちゃんを見ていて本当にすごく幸せな子だよねと話している。
だって、レオンちゃんは毎日おいしいご飯もいっぱい食べて、手作りおやつも作ってもらって、オーガニックコットンのベッドで温かく幸せにねることもできる。わたしもそうだったけど世の中には本当に毎日ごはんが食べられなくて、着る服もなくて、寒くて、助けてくれる人もいなくて寂しい苦しい思いをしている人、そういう子供もいっぱいいるでしょう。

実は、この間用事もあって、みんなで車で銀座に行ったの。その車の中でわたしは銀座がワクワクしていていろいろ話していたけど、陽子ちゃんはわたしが楽しい話をしても、なんか全然聞いているのかいないのか、考えてくれていないみたい返事でしずんでいた。どうしたのと聞いたら、「2年前に大阪で子供が二人、家に残されて餓死した事件があったでしょう、あの裁判のニュースが昨日あった。子供たちの母親は懲役30年という結果になったんだって、あのニュースを見てから、またあの子供たちが忘れられなくなってしまった」ということをいった。こんな話をしたから銀座にいく車の中はすごく暗くなっちゃった。

だけど、わたしは陽子ちゃんに、陽子ちゃんが暗くなっていてもしょうがないよということを話したんだけど・・・それで少し明るい感じで銀座にいってくれた。

ついてからすぐに銀座ナタラジというベジタリアンのインドカレー店にいった。


その後いろいろ銀座で用事をすませて・・・歩いていたらゴリラがいたよ!


その後は警察博物館にいった!小さいポリスもかわいいでしょ!
後ろは1930年代の警察のバイクだけど、かっこいいよね!


まぁ、銀座は久しぶりの完全の都会!という感じで楽しかった!
だけど、それから何日かして陽子ちゃんがプラちゃんに話があるといってきた。
実は、陽子ちゃんは結局あの銀座の日からも、あの事件の子供たちのことを全然忘れていなくて、みんなが寝たあとにも、もっとあの事件を調べて、調べて、もっとつらくなっていると言った。。。

これを書くのはどうしようかと思ったけど、現実の話だからかこうと思う。あの残された2人の子供は、3歳と1歳だったけど、お母さんが最後にかってきた食事はペットボトル4本の飲み物とおにぎり4個とホットケーキで、それは2010年の6月9日だった。だけど、なんとその前1週間も家に帰ってきてなかったという!それで一週間ぶりに帰ってもってきた食事がそれだった!その後7月29日まで家に帰らなかったという。しかも、水道のメータは4月頃からゼロのままで!ということは一回もお風呂にもいれてあげてなかったということだ。それだけなじゃなく、ゴミも1月からすてていなくて家の中やベランダにおいてあったんだって。おむつをしている子供たちがそんなに長い期間、お風呂にもはいれなかったことや、最後にでていく前もよく子供たちをおいて、外泊していたこと、そして一週間もかえってこなかったあと、ずっと出ていったという。それであの子供たちは3歳はお姉ちゃんで、1歳は弟だったというけど、ゴミだらけの部屋には水道もないから、水ものめなくてのどがかわくでしょう。だから、冷蔵庫の残っていた氷とか、そうめんのつゆとか、からしとか唐辛子まで!何か少しでも食べ物になるものを見つけて食べていたというよ。それも小さな弟にわけてあげていたという。
3歳の小さなおねえちゃんなのに、暑くてくさくてお腹がすいて死にそうな中で1歳の弟のことを最後まで気遣っていたみたいだ。。。

わたしはそれを聞いて、やっぱりどうしても涙は出てきちゃった。
陽子ちゃんは泣きながらいった。レオンちゃんを見て。10秒に1回は自分から抱っこ、抱っこって言って抱きついてくるでしょうって・・・たしかに夜中も陽子ちゃんがレオンちゃんを寝かせたあと、陽子ちゃんはそっと仕事部屋にいって仕事をしているけど、レオンちゃんが少しして起きて、一緒に陽子ちゃんがベッドにいなかったら、わたしが一緒にいても大泣きをして「かあちゃん」を探している。だから、お母さんというのはやっぱりどうしても何があっても大事で、子供はとにかく抱きしめてほしいわけだ。陽子ちゃんはお母さんというのは、こんなにちょっとでもいないと大泣きするのに、1週間も1歳と3歳の子供だけにしておくなんて、もう考えられないと言った。

しかもあの二人の部屋は、電気もない部屋で夜になるとまっくらになる。きっと二人でどれだけ寂しかったか・・・といって、陽子ちゃんは泣いた。「それでね、プラちゃん、どうしてもやっぱり私はもうこの世界にそういう子供がいたら、一人でも多く助けてあげて、抱きしめてあげられるように、オーファネジみたいな子供が安心して住めるところを作りたい」と言った。わたしも前から本当にそう思っていたから、、そのとき陽子ちゃんと話をしていつか必ずお金をためてそういう施設を作ろうと二人で約束した。

陽子ちゃんは日本の事件でどうしても頭から離れられない事件が2つあったという。
一つは高校生の女の子が悪いやつらに40日以上監禁されて、何百人の男にひどいことをされて殺されてコンクリートに入れて捨てられた事件だという。その事件もずっと頭から離れられなくて、時々思い出して、どうか被害の女の子の魂が救われているようにお祈りをしているという。

それから、今回の2人の子供の事件だという。今回の子供の事件は警察関係の人も、ここまでひどい事件はないと言っているくらいだという。陽子ちゃんは何年か前に「闇の子供たち」という映画を見たときから、ひどい環境にいないといけない子供を全部救ってあげたいと話していたけど、陽子ちゃんがお母さんになって、初めて「子供」という存在をわかったとき、あの事件はもうどうしようもなく、頭から離れない苦しさを感じているという。あの二人の子供の魂は救われているのか、陽子ちゃんが今からでもできることはないか?と聞くから、わたしは教えてあげた。

わたしは仏陀が取り除けない苦しみはない、と思っている。仏陀はそういう苦しんでなくなった魂のために、生きているわたしたちが出来る道は「バーワナー」と「シーレェー」という方法を教えている。瞑想をしてなくなった人の苦しみが少しでもなくなるように祈ることだ。そして、「シーレェー」というのは、1日くらいお寺にずっといて、マイトリーの瞑想をする。マイトリーというのは日本語で「慈悲」だという。この慈悲の瞑想がすごく大事で、自分が欲望をおさえて、ピリットを唱えて、自分が社会や身近でも遠くても困っている人たちによいことをしてあげて、それでたまったポイントみたいなピンという功徳をあの亡くなった子供たちにあげるということだ。そうすることによって、あの子供たちの魂はとても幸せで良い状態になるし、次に生まれ変わるときももっと幸せな環境に生まれることができるようになる。だから、スリランカではしょっちゅう「ダーナ」といって、お坊さんたちを呼んでごちそうをして功徳を集める。スリランカのお坊さんは、日本のお坊さんと違ってすきにレストランにいったり、スーパーにいって自分の好きなものを食べることができないからだ。いつも檀家がもってくるご飯を朝と昼だけたべて、夜は食べない。もちろん、頂いたものをありがたく食べるから、好ききらいはいえない。だから、ダーナのときはいっぱいの種類のごはんやデザートを用意して食べさせてあげて、なくなった人のためにピリットを言ってもらって、わたしたちが集めたピン(功徳)をなくなった人のところへ送ってもらうわけだ。これはお坊さんだけじゃなくて、障害がある子供の施設やオーファネジみたい親がいない子供の施設とか、いろいろところの困っている人のためにも食事や服や必要なものをあげる。わたしのブログにも何回かでてきた話だと思うけど、スリランカではよくこういうことをするんだよ。

・・・だけど、こういう話は前にもしたよね!ていうかいつもしているでしょう?
でも陽子ちゃんはなんか心の深いところに届かなくて、あの子供たちを思う悲しみや心の痛みがとれなくて苦しんでいた。じゃあ、もう一回原点に戻って、つまりマイトリーの慈悲の本当の意味を調べてみようと思ってネットで検索をしたよ。そうしたら、ウィキペディアにも慈悲のことがしっかり書いてあったよ。そう!慈悲=マイトリーは仏陀の使う言葉のパーリ語では「メッタ」といって、他の人々や生きているものすべてを大事に考えて、あわれむ気持ちだという。それから慈悲の瞑想のページにうつった。
ここに書いてあるのは、瞑想のときに心に祈る言葉で、
「まずわたしが幸せでありますように」ということ、そして次は
「わたしの親しい人が幸せでありますように」願うこと、次は
「生きているものすべての人や動物、植物、とにかく全てが幸せになるよう」願うこと、

そして、最後は・・・
「自分の嫌いな人が幸せでありますように」と願うことだ。
これは、わたしたちは子供の頃からお寺でパーリ語のピリットを勉強して
今まで何千回唱えた言葉でもあるの。
だけど、それでも瞑想というのは本当にクリアでいろいろな「雑念」があると
だめになっちゃうでしょう。ああ、お腹すいたな~今日のお昼はなにを食べようかと
考えちゃったらだめ。だから、本当の本心でこれを言って瞑想をして、心からの
この世界のすべての生きているものが幸せでいるように思うことは、本当は難しい。
言葉をいうだけは出来るかもしれないけどね。
だから、本心で心からの慈悲の瞑想は本当に難しくて、だからあとで忘れてしまう。
「自分の嫌いな人でも幸せでありますように」ということも・・・!!
だけど、これが「慈悲」なんだよね。たとえば、あの2人の子供を結果的に殺してしまったお母さんに対して、ネットを調べるとひどい言葉であのお母さんを怒っている人もいる。だけど、陽子ちゃんはあのお母さんに対しては、怒りの気持ちが消えているという。それが自分がうらむような相手でも許す気持ちでという、慈悲でマイトリーになる。そして、誰もうらんでいないで、あのかわいそうな子供たちだけをあわれんで考えている。だから、わたしは陽子ちゃんは結構発展していると思ったけど。。。だけど、あのかわいそうだと思う気持ちが苦しくて、苦しくてたまらないという、その苦しみをわたしは仏陀の話をいろいろしても、なかなかとってあげることができなかった・・・

それで、二人でいろいろ検索しているうちに、あるHPにとんであるお坊さんの動画を見たよ。それは、スマナサーラというスリランカのお坊さんで、日本にきてもう30年以上で、
日本でたくさんの仏教や瞑想についての本を書いて、すごいベストセラーになっているんだって!
そのお坊さんはわたしは会ったことはないんだけど、陽子ちゃんは大学院の研究していたときに八王子のお寺にいって、あのスマナサーラお坊さんに会ったことがあるという。だけど、その時はあまりにも普通の気軽に話しかけてくれる面白いお坊さんという感じで、瞑想をおそわったけど深く練習しなかったという。まさか、ベストセラーお坊さんだとも知らなかったから、1冊くらい読んだことがあったけど、あのお坊さんの本をしっかり読んだこともなかったという・・・

だけど、この間二人で、スマナサーラお坊さんがどこか大学かどこかで講演している動画を見た。最初はなにいってるかあ~冗談いっているなあと思ってわたしも見ていたけど、段々話にひきこまれていった。あとで陽子ちゃんは「マジでなんか心が軽くなった!」と言った。
クリックして動画をみてみてね。



それから、陽子ちゃんは「やっぱりわたしたちは仏教のことを研究したとか、勉強したとかいって、本当には身についていなかったんだ!」といって、スマナサーラお坊さんの本をいっぱい注文して、夜中に読んでいたよ。

こんな本があるかあ!とビックリしたよ!この本の全部どれもいいって!
ブッダの「慈しみ」は愛を越えるの本にはカラニーヤメッタスートラのパーリ語の日本語訳の説明もあったよ!
ピリットのパーリ語はカタカナで書いてあるから、本当の発音を知りたい人はクリックしてみてね!


これはスマナサーラお坊さんが書いた本のたぶん25分の1くらいだというけど
すごくいいことがいっぱい書いてあったという。

例えば陽子ちゃんのあの二人の子供を想像して息ができないくらい苦しくなってしまう苦しみは「死後はどうなるの?」の本に解決策が書いてあったという。
その中の126ページに「正しい供養の仕方を教えます」とあるけど、そこに書いてあること、、、よく亡くなった人の写真とかまえにジュースやご飯やお菓子をあげているでしょう。ニュースであの子供たちが住んでいたマンションのドアの前にはテーブルがおいてあって、お花やジュースやお菓子がたくさんおいてあったのを見せたというけど、やっぱり普通の人の気持ちとしては、食べ物飲み物がなくて死んでしまった子供に少しでも何かあげたいという気持ちはどうしてもあって、何かをあげたい気持ちはわかる。だけど、やっぱりその気持ちは嬉しいけどそれらをあの子供たちはいまは食べることはできない。あのお坊さんがいうのは、それは生きている人が自分の感情を出しているだけだということだ。

それで本当の供養というのは、「回向」とかいて「えこう」と読むんだって。
「自分自身が精神的に徳を積んで清らかなこころの波動をつくって、その波動の影響をほかの生命に与えてあげること」だという!書いてあることは、亡くなった人を悲しむ人が、善のよい行為をして、功徳(ピン)を集めてあげる、亡くなった人がその良い行為が自分のためにしたことだと知って、清らかな波動が生まれて、それは良いカルマになってそれによって、亡くなった人が救われるという、、、ってわたしがだから、いつも言っていることでしょと言ったら・・・陽子ちゃんは「ぶっちゃけプラちゃんが言うより、スマナサーラテロが死後の世界を論理的に説明してくれた後でいうから、本当にそうなんだと思えた」だって!!!まぁ、何でも陽子ちゃんの苦しみもとれて、あの二人の子供の魂をもっと良いところに連れていってあげる方法がわかって良かったね。

話を戻すと・・・だから・・・このお坊さんが書いているのは、
「何でもいいから善いことをしよう」ということだった。
それも他の本でも書いてあるのは
「一生懸命、頑張っていいことをしようよ!!!」ということだという。
本当に正直、誰でも言える言葉だけど・・・でも今の世の中の流れでは、
「無理をしないで」というゆるっぽい流れがあって、
「一生懸命、とにかく頑張って何でもいいからいいことを考えて実行しろよ!」
ということはなかなか言えない世界じゃない?と陽子ちゃんはいう。
だけど、やっぱり・・・結局はすべての人・すべての生きているもの・すべての魂にとって、「とにかく、、たとえ心やお金に余裕がなくっても、何でもいいから
自分で進んで、心からかわいそうな人やもの、苦しんでいる世界を考えて
少しでも状況が良くなるように、自分でできることを「頑張ってやってね!!」
ということだという。

この頑張りというのは、結局は誰かのためにとか他のためにやったことであっても
必ず、必ず自分にもプラスになって帰ってくる。だからそのためにやるんじゃないけど
でも、スマナサーラお坊さんがいうのは善い心をもって、善いことをするのはつまり「慈悲のエネルギーになって、それは人々の心に共鳴する」とも書いてある。
だから自分が善いことをして「こうなりたいなあ」と思っていると、そのエネルギーはそう思っている他の人の波動にも伝わって、共鳴して共感する人たちが集まってきてそこに友情が生まれて、お互いの幸せも喜びあって、結果幸せになることができるという。

でも、善いことをしよう、困っている人を助けようと思っても、
人によって何に同情するか、何を助けてあげたいと思うかは違うでしょ。
陽子ちゃんの友達のれいこちゃんは、この世界の環境に強い気持ちがあって、
環境を守ることにつながる仕事をしている。陽子ちゃんの友達の遼太郎という人はハンセン病という病気で苦しんで社会からも差別された人に強い気持ちがあって、すごくハンサムなのに一人で中国の差別されてすごく苦しい生活をしている地域に住みはじめて、もう10年、その活動は今中国のいっぱい地域に広がっているという。
陽子ちゃんも、こういう友達と活動していて、スリランカに注目をしたわけだけど。陽子ちゃんは貧しくて苦しい生活の人たちを助けてあげたいと思っていて、今はそれにプラスして闇の子供たちみたい、とにかく貧しいからどうしようもなく、子供なのに自分の体を売り物にしてご飯を食べさせてもらっている人、愛情をもらえなくて、苦しい生活をしている子供たちを何とかして一人でも助けたいと言っている。

だから何でもいいと思う。前にオーダーをくれたお客さんは、自分が学校になかなか行けなかったからといって、途上国の子供の里親みたい学校に行かせてあげる募金を続けているというし。ちなみに、スマナサーラお坊さんの本であったのは、ご飯がない人にご飯をあげる善い行為のエネルギーは一週間で消えるという。だけど、誰かにいえを作ってあげたら、その家はずっと残るからその家がある限り、その家をつくってあげた徳がどんどん増えるという。そして、学校に行けない人をいけるように奨学金みたいのをあげることは、その奨学金をもらった人は勉強が出来たおかげで幸せな人生が送れるから、奨学金を受けた人が生きている限り、徳が続くというよ!
そういうカルマの法則があると書いてあるって!

だから、何度もいうけど何でもいい、とにかく自分にできることをやってあげてほしい。
実はこの間も、あるお客さんは自分に出来ることが今わからないからといって、ご注文の代金にたくさんのお金をプラスして、何かやってほしいとお願いしてくれた。わたしたちはそのお金でフェアトレードの商品をかって、フェアトレードを応援したのと、あと国境無き医師団という活動にも募金をお願いした。それはたまたま、陽子ちゃんがあの二人の亡くなった子供の情報を検索していたページに出てきた広告で、それがご縁だからといって、そこに募金をお願いさせてもらったよ。陽子ちゃんの友達もそうだけど、みんな善いことをやろうとしている人たちや団体は、自分の豊かな暮らしを犠牲にして、お金や財産や時間をなげて、その活動をしている。だから、そういう人や団体を助けてあげることいいと思う。

そして、スマナサーラお坊さんが、「様々な善行為のなかでも、特に大きな善とは」という話で、それは「人に道徳を教えて納得させること、正しい生き方を教えてあげること」だといっている。それは教えられた人はそれによって、立派な人間になって死んでも良いところに生まれかわるし、教えられた人の心の方向性は正しいことに向うから、私たちにたくさんの徳がかえってきますと書いてある。これは正しいことを教えてあげて、教えられた人が正しいことをする人になったら、その人がたくさんの良いことをやるし、たくさんの命や生き物を救ってあげることにつながるからだと思う。

だから、スマナサーラお坊さんは慈悲の瞑想をして、とにかく毎日善いことをしましょう!「善いことをして悪いことは絶対にしない!」とまで言っている。これはまるで小学生に教える言い方みたいだけど、「いいことをして悪いことは絶対にしない」は、かなり、すごく難しいと思う。だって、わたしが生まれてから今まで一体何百、何千回ミルクティーを飲んだかわからないけど、それだけで、実はもう何匹か何十匹かのお母さん牛と子供の牛が犠牲になっているから・・・・・・・だから、自分の行動のひとつひとつが世界にどういう影響を与えているかを考えながら、「悪いことは絶対にしない」というのはかなり難しいのじゃないかと思う。今着ているふつうの綿のアンダーシャツや靴下、いろいろあるけど、それはインドかどこかで綿をつくるのに化学肥料が必要でそれを借金して買った農家の人が借金を返せなくなって今まで何万人も自殺しているというでしょう・・・そうならないものを選んでかうとオーガニックコットンだけど、なかなか全部そうできないし。だから、買い物ひとつでも本当に生きていく中で「善いことだけする」のは難しいよ。

でも、だから、人は「がんばって」一生懸命考えて「善いことをしないといけない!」んだね。。。

陽子ちゃんはあの二人の亡くなった子供たちのために、自分がなにをしたらいいのか、本当にわかったという。確かにわたしもいろいろ仏教の話をするけど、やっぱりスリランカのお坊さんのプロの話はめっちゃ論理的でわかりやすいって!あと、陽子ちゃんがいうのは、とくにこのスマナサーラお坊さんの本は、読んでいるだけでまるで仏陀の近くにいるみたいな安心感がするんだという。自分が本気でまなぼうとするだけで、救われた気持ちになったという。

わたしたちはこの1年、レオンちゃんが生まれて、成長につれてほんとうに毎日超忙しくて、落ち着いて仏教について深く考えることができなかったけど、結局レオンちゃんはなぜかいつも私たちに「何が正しいものか」を考えさせられるし、子供が生まれたことで陽子ちゃんが苦しく亡くなった子供たちへの思いが強くなって、自分たちも苦しくなって、あっちこっち右往左往するうちに、、、なんだかんだいって、心が助けられたのはやっぱり仏教だったという。(陽子ちゃんはスマナサーラお坊さんの本を読むまえに、誰かの紹介で「~~神様とお話できるんです」という有名だという本を読んでいたけど、「だめだー心にのこらん」といっていたんだけどね。。。)
結局やっぱり、仏陀の言葉に助けられたんだね。

じゃあ、本当に今回は超――長くなっちゃったからリフレッシュで!

しっかりしたパワフルの馬蹄だよ!


これは久しぶりの馬蹄のペンダントのご注文だったよ。馬蹄のかたちは風水をとりいれた形で、うちは玄関にも本物の馬蹄をかけてあるくらい私はすごくおすすめしている。だけど、馬蹄は前みたいブームじゃないみたいで、最近は馬蹄は1年に何個かつくるくらいだ。今回の馬蹄はアパラの石で、HPには載せていない4mmと3.5mmの石も入れた特別なやつだ。だけど、いつもそうだけど馬蹄のペンダントはつくっていると、こっちにも、何か不思議なんだけどいつもと違う大きな「恩恵」をもらえるんだよね。今回もこのペンダントをつくっている期間に、すごく珍しいオーダーを何個ももらって、わたしたちにも大きな挑戦を経験させてもらえた。陽子ちゃんのあの事件から、いつか子供たちを安心して住める施設をつくろうという話が出来て、あらためて仏陀の教えについて考えることができた。だから、馬蹄を注文してくれたお客さん、本当にありがとうございました!
運命の人とちゃんと出会えるといいね!

今年は、たぶんこのブログが最後になるかなあと思うけど、やっぱりこれを見てくれている皆さんとは来年は、今年以上にこれを考えて実行していきたいと思う。
「一生懸命、とにかく何でもいいから、頑張って善いことをしよう!」で!
スマナサーラお坊さんは、今は人気者になっちゃって、日本全国に講演しにいっているからなかなか会えないみたいだけど、来年は会いにいけたらいいなあと思っている。本はどの本もアマゾンですごい評価が高いというから、心に悩みや不安がある人は読んでみるといいと思う。きっと、全部の本でいいたいことは一つだと思うけど、修行みたいに1つ1つ時間をかけて読んでいくうちに自分の体にみについていくと思うから。

では、皆さん今年も本当にたくさんの人と出会うことができて、
いっぱいピュアの心や行動を見せてくれて、本当に本当にありがとうございました。
寒いし、頑張るためには体力が必要だから、エネルギーもいっぱい使うでしょ。
体に気をつけて、頑張っていきましょ!
ありがとうございました。

クリックするとカラニーヤメッタスートラのきれいな歌。なんか懐かしい感じがするかも。



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